ドジャースのランドン・ナック投手が、地元メディア『ドジャース・ネーション』に出演。今季から同僚として過ごした大谷翔平投手について語った。シーズン中のリハビリ投球を観察し、来季の二刀流復帰に関して「すごく良い状態にあるのが分かる」と大きな期待を込めた。
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■リハビリ投球は「本当に、本当に素晴らしい」
『ドジャース・ネーション』の動画配信にリモート出演したナックは、「リハビリ中のブルペンをいくつか見たが、本当に、本当に素晴らしかった。彼の持つ能力はすでに誰もが知るところで、野球界でもっとも優れた投球を持っていると思う。彼が最高のフォームに戻るのが楽しみで待ち切れないよ。リハビリやトレーニングにおいて、彼ほど懸命に取り組む選手を見たことがない」と、投手復帰を心待ちにしていた。
シーズン中、大谷と間近で接してきたナックは「今までこんな人を見たことがない。ファン全体が、彼が近くを通るたびに反応するんだよ。40代や50代の男性たちでも、彼が通ると大興奮してしまう。(日本での開幕戦は)まるでマイケル・ジャクソンと一緒に旅しているみたいな感じになるだろうね。本当に信じられないくらい、彼に対する人々の反応はすごい。それでも彼自身は全く気にせず、平常心を保っているのがまた驚きだよ」と、笑顔を見せた。
2020年のドラフト2巡目全体60位でドジャースに入団したナックは、今季メジャーデビュー。平均93.5マイル(約150.4キロ)のフォーシームに、スライダー、カーブ、チェンジアップを駆使して打者を抑えるフライボールピッチャーだ。9月には先発ローテーションに入るなど15試合に登板し、12先発で3勝5敗、防御率3.65をマークした。来季は大谷とともに、ドジャース投手陣を支えることになる。
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