ドジャースの大谷翔平投手は、今季レギュラーシーズン159試合に出場し、打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036と圧巻の好成績を記録した。「50本塁打、50盗塁」超えを達成し、本塁打と打点の二冠王を獲得。フルタイムの指名打者として、メジャー史上初の年間MVPにも輝いた。
再び投打二刀流に復帰する来季は、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。米データサイトが各成績を予想している。
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■「勝利貢献度」も投打合計でトップ予想に
米データサイト『fangraphs』の成績予測システム「Steamer(スチーマー)」は、来季の大谷の打者成績を150試合出場、打率.280、43本塁打、104打点、34盗塁、OPS.939と算出。投手成績を24先発で139回1/3イニング、10勝7敗、防御率3.51、163奪三振と予想した。勝利貢献度を示す指標「WAR(Wins Above Replacement)」は、打者で5.6、投手で2.8の合計8.4だった。
ア・リーグは、アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)の46本塁打、ナ・リーグは大谷の43本塁打がトップ。両者は打点部門でも各リーグの1位と予想。投打のWARは、ガナー・ヘンダーソン内野手(オリオールズ)の7.4、ポール・スキーンズ投手(パイレーツ)の5.8がもっとも多かった。
投打の合計では、大谷はWARでもトップに。予想に近い成績を残せれば、来季もMVPの最有力候補は間違いないだろう。
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