【MLB】同僚グラスノーが「投手・大谷翔平」の電撃復帰に言及 WSでの登板には否定的な考えも……「彼なら投げたいと言うだろう」

【MLB】同僚グラスノーが「投手・大谷翔平」の電撃復帰に言及 WSでの登板には否定的な考えも……「彼なら投げたいと言うだろう」
ドジャースの大谷翔平(左)、タイラー・グラスノー(C)Getty Images

ワールドシリーズ(WS)は25日(日本時間26日)、ドジャースタジアムで開幕する。試合前日となった24日(同25日)には「メディアデー」が開催され、ドジャースヤンキースの選手たちが取材に応じた。その中でドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、大谷翔平投手の復活登板に尋ねられると、「投げることはない」と改めて否定。また、同僚タイラー・グラスノー投手も「投手・大谷」の復帰について私見を述べた。

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■ロバーツ監督、GMがそろって否定

ドジャースタジアム内で会見に応じたロバーツ監督。WSで大谷が投手として復帰するかどうか問われると、「可能性はありません。質問ありがとう」と笑顔で返答。復活説を改めて否定した。

アンドリュー・フリードマン編成本部長も同日、ラジオ番組に出演し「ショウヘイですが、今後10日間はワンウェイプレーヤーとしてプレーします。そして、その後は再びツーウェイプレーヤーに戻る予定です」と話し、少なくともWS期間中は打者に専念すると強調した。

昨年9月に右肘を手術して以降、投手としてのリハビリを続けている大谷。ただ、回復ぶりが順調であることから、ポストシーズン中にマウンドに戻る可能性がたびたび取り沙汰されてきた。
そんな中、同僚のグラスノー投手が23日(同24日)、米ポッドキャスト番組『ファウル・テリトリー』に出演し、大谷の投手復帰について私見を述べた。

■「ショウヘイなら支配的な投球ができる」

「長期的に見ると……手術が2回目で、契約期間は10年だよね。それを考慮し、将来のことを考えた時、現段階でマウンドに戻ることは最善の選択ではないと思う」と主張し、WS中の電撃復帰について否定的な考えを示した。ただ、「もし彼に聞いたら、『投げたい』って言うと思うけどね」と続け、大谷の心中を推測した。

その上で「復帰には時間がかかるし、ブルペンでの投球やライブBPなども必要で、感覚に依存する部分もある。実戦で打者と対戦しながら調整する必要があるんだ。ショウヘイなら登板してもすぐに力を発揮し、支配的な投球ができると思う。だけど、ここはチーム全体による一貫した決断が必要だ。もし、(WS中に)復活したら驚くけど、彼ならやれるという確信はあるよ」とした。

また、殿堂入り左腕ランディ・ジョンソン氏もスポーツトーク番組『ザ・パット・マカフィー・ショー』に出演し、大谷の復帰時期に言及。「私がドジャースのオーナーや経営陣だったら、彼にはこれまで通りドジャース攻撃陣の柱であり続けてもらうと思う。それから、来季のスプリングトレーニングで(肘の)状態を見て、ローテーションの一部になってくれることを期待するね」とコメントした。

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現状、大谷がWSで投げる可能性は低いようだが、相変わらず投手としての早期復帰を期待する声は多い。

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