メジャーリーグはストーブリーグを迎えており、各球団が積極的な動きを見せている。そんななか、今オフに新たにアメリカ挑戦の意向を表明している日本人投手の動きにも注目が集まっている。
◆佐々木朗希と新人王スキーンズの“剛腕タッグ”結成に期待の声 「史上最も期待されている若手投手2人」パイレーツで共闘なるか
■千賀や今永の好結果も後押しか
今オフのメジャー移籍を目指す日本選手で最大の目玉が佐々木朗希投手。ロッテからポスティングシステムによる米挑戦を容認された23歳には高い関心が寄せられており、ドジャースやパドレスなど日本人も所属する球団が獲得に積極的とされる。令和の怪物がどのチームと契約し海を渡るかは、最大のトピックとなる。
巨人で今季、15勝3敗、防御率1.67と復活を遂げて自身3度目のセ・リーグMVPに輝いたのが菅野智之投手で、海外フリーエージェント(FA)権を行使して2020年に続きメジャー移籍を目指すことになった。35歳とベテランながら、数年は安定した活躍が見込めるとされ、年俸1500万ドル(約22億円)とメジャーのFA選手に比べて格安で獲得可能なことも追い風になるか。
ほかにも阪神からポスティングでメジャーを目指すことになった青柳晃洋投手は、2021年から2年連続最多勝の実績を誇るサイドスロー右腕。中日からポスティングで移籍を目指す27歳左腕、小笠原慎之介投手や広島から海外FA権を行使してメジャー移籍の可能性を探る21年最多勝の九里亜蓮投手もおり、日本人投手に対してメジャー各球団がどのような動きを見せるかは興味深い。
2023年にはソフトバンクから移籍した千賀滉大投手(メッツ)が12勝を挙げ、24年もDeNAから加入した今永昇太投手(カブス)が15勝を挙げるなど、移籍1年目から結果を残す日本選手の存在も好影響をもたらすとされる。はたして、メジャー移籍を窺う選手たちはどこに新天地を求めるか。
◆「スネルと大谷翔平に交換される」ド軍がCY賞左腕確保で先発陣刷新か 地元メディアは佐々木朗希の獲得にも太鼓判「最有力候補」
◆佐々木朗希の争奪戦はドジャースとパドレスの一騎打ち 「いずれかのチームに入る」と米記者 共闘するのは大谷翔平かダルビッシュ有か