【MLB】佐々木朗希と新人王スキーンズの“剛腕タッグ”結成に期待の声 「史上最も期待されている若手投手2人」パイレーツで共闘なるか 

【MLB】佐々木朗希と新人王スキーンズの“剛腕タッグ”結成に期待の声 「史上最も期待されている若手投手2人」パイレーツで共闘なるか 
佐々木朗希、スキーンズ(C)Getty Images

MLB公式サイトは26日(日本時間27日)、ポスティング・システムを利用し、メジャー挑戦を表明している佐々木朗希投手の特集記事を掲載。本命視されているドジャースを除き、新天地候補を各地区から1球団ずつチョイスし、「加入したら面白い6球団」として紹介した。

◆メジャー移籍を窺う日本人投手たち 注目銘柄の佐々木朗希は争奪戦展開、復活の菅野智之は年齢懸念も“格安”が追い風

■イチローが躍動したマリナーズも候補

MLB公式サイトは「契約するのはどこ? 将来のエース候補にとって注目の6チーム」と題して、佐々木を特集。

同サイトは「20代前半の将来有望なエース候補はどのチームのロースターにも合うだろうが、最も明白な選択肢を除いても、興味深い行き先がいくつかある。これらは必ずしもササキが移籍する可能性が高いとされている場所ではないが、ストーリー性が特に面白くなるだろうと思われるチームだ」と記し、独自に選んだ移籍候補先を紹介した。

ア・リーグに関しては、東地区レッドソックス、中地区タイガース、西地区はマリナーズを選んだ。今季マリナーズのチーム防御率は3.49で、ブレーブスと並び30球団中トップ。このため、佐々木がここに加われば「球界最高の先発ローテーションをさらに固めることになる」とし、投手王国構築というメリットを強調した。

さらに、殿堂入りが確実視されているイチロー氏をはじめ、大魔神・佐々木主浩氏、岩隈久志氏ら日本人メジャーリーガー活躍してきたチームの歴史も踏まえ、新天地候補として推した形だ。

■「絶対に見逃せない先発ローテ完成」

ナ・リーグについては、東地区ナショナルズ、中地区パイレーツ、西地区はパドレスを選んだ。パイレーツには新人王を獲得した若き剛腕ポール・スキーンズ投手がおり、佐々木が加入した場合、22歳のスキーンズと23歳の佐々木で「二枚看板」を形成することになる。

Advertisement


同サイトは「ササキとスキーンズがいれば、野球界で絶対に見逃せない先発ローテーションとなる。彼らは史上最も期待されている若手投手2人だ」とした上で、「彼らは今後10年間、『野球界最高の投手』という称号をかけて戦うことになる。では、チームメートとして一緒にプレーしてみたらどうだろうか」と訴え、若き剛腕の競演に期待した。

パドレスについては「ササキがドジャースに行っても誰も驚かない。侍ジャパンのチームメートであるショウヘイ・オオタニやヨシノブ・ヤマモトと一緒に戦うのは面白いだろう。しかし、純粋に野球観戦としてはどうだろうか。ササキがダルビッシュ有とペアを組み、オオタニとヤマモトと対戦するところを見る方が、もっと楽しいのではないだろうか。パドレスは、最高のチームを倒すことで最高になろうとする究極の例となるだろう」とし、大谷や山本の同僚となるよりも、ライバルとなって打倒ドジャースに回る方がワクワクすると主張した。

◆佐々木朗希の争奪戦はドジャースとパドレスの一騎打ち 「いずれかのチームに入る」と米記者 共闘するのは大谷翔平かダルビッシュ有か

◆「佐々木朗希に最適な球団はレッドソックス」 元GMが語る理由とは……「素晴らしい投球プログラムがある」と育成面重視

◆FAのトップ遊撃手にコンバートの可能性「この29歳は用意がある」 アダメスに3球団興味と公式、有力候補に挙がるのは?