メジャーリーグはストーブリーグの真っただなかであり、各球団が来季に向けて補強に動いている。そんななか、MLB公式サイトは各球団のトレード候補を公開。今オフの注目選手に挙がっているのがカージナルスのノーラン・アレナド内野手である。
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■ヤンキースとの争いと報道
アレナドは本塁打王3度、打点王2度でシルバースラッガー賞を5回獲得。また、三塁手として2013年から22年まで10年連続ゴールドグラブに輝くなど守備にも定評がある。33歳とベテランに差し掛かった今オフにカージナルスからトレードの対象になったと報じられた。
MLB公式サイトは「各球団のトレード候補」と題した記事のなかでカージナルスからはアレナドを選出しており、「カージナルスがこの冬に再建に向けた計画を立てることを考えると、33歳のアレナドは優勝候補の球団に移籍するのであれば、環境の変化を歓迎するだろう」と条件付きで、ベテランが移籍に応じるとしている。
アレナドをめぐっては11月30日（日本時間12月1日）にMLB公式が獲得可能性の球団を伝えたなか、有力候補に挙がるのがドジャース。カリフォルニア州出身のアレナドは「西海岸が好き」と現地記者によって報じられており、ヤンキースと繰り広げる争奪戦においても優位な条件が揃っているとされる。
そんなアレナドだが、インスタグラムに投稿したオフシーズンの写真に地元カリフォルニア州出身の歌手、ケンドリック・ラマーの「ドジャーブルー」を選曲。さらに、練習中の写真をアップした投稿にはドジャースからフリーエージェントとなった“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手が登場し「ポストに（ドジャーブルーの）歌はないの？」とコメントするなど、移籍を示唆する動きではないかと話題を集めている。
今オフのトレード選手のなかでも実績のあるベテラン選手として注目を集めるアレナド。はたして、2年連続世界一を狙うドジャースが獲得を決めるのか。
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