大谷翔平投手は2023年オフにフリーエージェント(FA)となりエンゼルスからドジャースに移籍。初のナ・リーグでのプレーとなったメジャー7年目に54本塁打、130打点を挙げて二冠王に輝き、59盗塁を記録して史上初の「50-50(50本塁打50盗塁)」も成し遂げた。
そんな30歳のスーパースターとの対戦について、同地区でしのぎを削ったライバル球団のエース右腕が言及している。
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■13勝のキングがフリードマン氏と対談
アメリカの老舗専門誌『スポーツ・イラストレイテッド』が報じたのが「マイケル・キングがショウヘイ・オオタニとの対戦がほぼお手上げである理由を説明」と題した記事。
パドレスのエース格として今季13勝9敗、防御率2.95を記録した右腕マイケル・キング投手が、“ピッチング・ニンジャ”として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏に対して、大谷と対戦時の印象を語っている。
今季レギュラーシーズンで大谷に9打数4安打1本塁打で打率.444と打ち込まれたキングは、「すべてをコントロールしないといけない。特定のエリアに留まって、同じ箇所にボールを投じるとオオタニは捉えることができる」と言及。大谷の相手投手にアジャストする対応力について称賛の言葉を述べている。
一方でキングはそんな大谷との対戦を楽しんでおり、「これは素晴らしい挑戦。自分は最高の選手たちと対戦して、できれば最高の選手を圧倒したい」と述べつつ、「あのような選手と対戦することは幸運でもあり、悪夢でもある」としのぎを削る戦いであると表現している。
2024年シーズンに同地区で共闘したエースに脅威を与えた大谷。ドジャースとパドレスは来季以降も対戦が続いていくなかで、どのようなマッチアップを繰り広げるのか。
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