10度目の大晦日大会「RIZIN DECADE（RIZIN.49／雷神番外地）」は31日、さいたまスーパーアリーナで開催。
第2部第12試合はホベルト・サトシ・ソウザがヴガール・ケラモフを相手に1R4分25秒タップアウト（三角絞め）で勝利、ライト級王者のタイトルを防衛した。
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■パワーと技術のぶつかり合い
（C）RIZIN FF
史上初のフェザー級とライト級の2階級同時制覇を狙うケラモフの夢を、王者サトシが打ち砕いた。
「予測不能」とまで言われた一戦は緊迫した空気の中、ゴング。序盤はスタンディングで様子を見ながらの展開だったが、ケラモフのキックが空を切った一瞬の隙を突いたサトシがタックルでテイクダウンを奪う。一度はケラモフが回避したが、再びマウントを取ったサトシ。しかし、今度はケラモフが片足を持ち上げテイクダウンを奪い返すなど、パワーと技術がぶつかり合う試合展開となった。
残り30秒、サトシが三角絞めを仕掛け、一度はケラモフが再び力づくで脱出するもサトシの足が再び巻き付き、ケラモフがまたらずタップ。サトシの一本勝ちが決まった。
サトシはこれでRIZINライト級王者のタイトルを4度防衛。プロMMA21戦18勝3敗、6KO、11一本勝ちとした。
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