【RIZIN】堀口恭司、UFC王座挑戦へ「前進」 挑戦者ズールーの“危うい”パンチ被弾も大晦日3年連続勝利

【RIZIN】堀口恭司、UFC王座挑戦へ「前進」 挑戦者ズールーの“危うい”パンチ被弾も大晦日3年連続勝利
(C)RIZIN FF

10度目の大晦日大会「RIZIN DECADE(RIZIN.49/雷神番外地)」は31日、さいたまスーパーアリーナで開催。

第2部の第13試合で行われたフライ級タイトルマッチは堀口恭司がエンカジムーロ・ズールー(南アフリカ)を判定3-0で下し初防衛に成功した。

◆【実際の映像】堀口恭司、ズールーのパンチ被弾も…両者の意地がぶつかりあった一進一退の攻防シーン

■堀口「もっと精進していきます」

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王者・堀口が身長7センチ差のフライ級王者決定戦を制し、タイトルを初防衛した。

第1ラウンド、頻繁にスイッチするズールーに対し、堀口はポール際で組みつく。そのまま持ち上げリング中央まで担ぎ上げると、場内からは歓声が上がった。ラウンド終盤には互いに打撃がヒット。堀口はズールーの頭部に膝を入れるなど猛攻したが、ズールーの左カウンターでぐらつく場面も見られた。

第2ラウンドも堀口はズールーの左フックを被弾。ぐらつきながらも、グラウンドに持ち込むとアップポジションで優位なポジションから打撃を浴びせ圧倒した。

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最終ラウンド、堀口はズールーに組み付くも、ズールーは力をふるって立ち上がる。スタンドの展開になると互いに強打を撃ち合う泥沼の消耗戦へ。堀口はテイクダウンし、残り2分ほどでリングに縫い付けたズールーに打撃を振り下ろし試合終了。試合は判定3-0で堀口が勝利を飾った。

試合後の堀口は「しょっぱい試合ですみません!」と謝罪。「本当はKOとか一本で勝ちたかったんですけど、もっと精進していきます」と短くコメントした。本人から初防衛への喜びの言葉はなかったものの、UFCでの王座挑戦には一歩前進したはずだ。

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