ナショナルズやレッズでGMを務め、現在は米スポーツメディア『The Athletic』などで健筆を奮うジム・ボウデン氏が1日(日本時間2日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。佐々木朗希投手の争奪戦に触れ、移籍先候補に残っているチーム名を挙げた。
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■ドジャースやヤンキースなどが残る
ロッテからポスティングシステムを利用し、メジャー移籍を目指す佐々木。昨年12月には6~7球団と面談を行ったと伝えられていたが、ボウデン氏はこの日「ロウキ・ササキの争奪戦にまだ残っているチーム」というタイトルで投稿。その上で「ドジャース、パドレス、カブス、ヤンキース、メッツ、レンジャーズ。それと、たぶんジャイアンツも。ホワイトソックスは含まれていない。ただ、他のチームがこのリストに加わる可能性も残っている」と続けた。
佐々木の代理人であるジョエル・ウルフ氏は先日、「20球団からプレゼンテーション資料が送られてきた」と話したものの、実際に面談に進んだ球団名や数は明かしていなかった。また、フィリーズ、レッドソックス、タイガースの幹部は「資料を提出し、面談を求めているが招待されていない」と打ち明け、肩を落としていた。
■公式サイト「国際的な天才」と紹介
MLB公式サイトも同日、「新年の始まりとともにフリーエージェント(FA)市場を評価する」と題し、記事を公開。その中で「人材は減少してきたが、インパクトのある先発投手、パワーバッター、完璧なリリーフ投手、傑出した守備の名手など魅力的な選択肢はいくつか残っている」とし、その1番手に「国際的な天才」として佐々木の名前を挙げた。
「23歳になったササキは100マイルに達する速球と破壊的なスプリット、向上を続けているスライダーを持ち、世界で最も才能のある若手投手の1人」と改めて紹介した。
また、同サイトはボウデン氏が名前を挙げたパドレスについて、「有力と見られているが、面談を行ったか不明」とした。
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