ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手に関して、代理人のジョエル・ウルフ氏が12月30日(日本時間31日)に会見を行い、交渉の進捗状況などを語った。契約時期については、年が明けて1月15日~23日(同16日~24日)になるとの見通しを示した。日米メディアが伝えている。
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■「まるでロウキ映画祭」
代理人であるウルフ氏の会見によって、ベールに包まれていた佐々木の交渉状況が垣間見えた。
同氏によると20球団からプレゼンテーション資料が届き、その中には映像集や詳細なレポートのほか、実際に製本した書籍なども含まれていたという。検討材料であふれ返ったことについて、同氏は「まるでロウキ映画祭のようだった」と振り返るとともに、各球団の熱意に「ロウキもロウキの家族も感謝している」と口にした。
面談は代理人事務所で行われ、すべて2時間以内に終了。出席者はGMなど編成担当者や監督、投手コーチ、トレーニングコーチら現場スタッフに限られ、大谷翔平投手や山本由伸投手ら現役選手の同席は許されなかった。同氏によると、この条件はすべて佐々木の意向であり、「彼はプロセスの透明性や公平性を保つためにそうしたのだと思う」と明かした。
その上で「ロウキとはチームの所在地、市場規模、チームの成功などについて意見交換したが、彼はチームに日本選手がいるかどうかについてはあまり気にしていないようだった。これまで多くの日本選手を担当してきた中で、それが問題になることもあったが、今回はまったく話題にならなかった」と話した。
■育成プランを重視か
では、佐々木は何を重視しているのか。同氏によると「彼は長期的でグローバルな視点を持っている。近い将来だけでなく、長期的にどのように彼をサポートし、投手としての成長を手助けしてくれるのか、そこに関心を持っていると思う」とし、日本選手との共闘よりも育成プランが重要という認識を示した。
「ロウキは決して完成された選手ではない。それは彼自身も理解しているし、チームも理解している。大きな契約を得て、大金を得るためにメジャーに来るわけではない。素晴らしい才能を持っている彼の目標は、世界最高の投手の1人になるということ。それが彼の望みであり、メジャーに挑戦する理由だ」と強調した。
米メディアの話を総合すると、これまで佐々木と面談したのはヤンキース、メッツ、カブス、ジャイアンツ、ドジャース、レンジャーズの6球団とされてきたが、この日ダルビッシュ有投手が所属するパドレスも面談に進んでいたことが判明し、7球団となった。
年明けからは球団の絞り込みが行われ、実際に球場を視察する可能性もあるという。佐々木の決断に注目が集まっている。
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