【MLB】ドジャースが「LA Strong」Tシャツを販売し、売り上げを寄付へ ロス山火事で支援の輪……フリーマン夫妻は4800万円寄付

【MLB】ドジャースが「LA Strong」Tシャツを販売し、売り上げを寄付へ ロス山火事で支援の輪……フリーマン夫妻は4800万円寄付
左からデーブ・ロバーツ監督、大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン(C)Getty Images

7日(日本時間8日)に米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で発生した山火事は、現在も鎮火に至っておらず、甚大な被害をもたらしている。そんな中、フレディー・フリーマン内野手やクリス・テイラー外野手らドジャースの選手たちが、消火活動にあたっている消防士たちに感謝を表明し、支援のために寄付を呼び掛けている。

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■「素晴らしい善行」

米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者が10日(同11日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。「素晴らしい人々による素晴らしい善行」というタイトルのもと、「ドジャースのスター選手、フリーマンとその妻チェルシーは、ロサンゼルスの山火事救援活動のために30万ドル(約4800万円)を寄付します。内訳はロサンゼルス消防局財団、パサデナ消防局、そして救世軍にそれぞれ10万ドルずつとなっています」とつづり、フリーマン夫妻の寄付を紹介した。

フリーマンは前日、自身のインスタグラムに消防士の写真とともに「ありがとう、消防士の皆さん!」と書き込み、アップしていた。

■テイラーも寄付募る

また、テイラーはメアリー夫人とともに運営する非営利団体「CT3 Foundation」を通じて、寄付を募っている。同団体は「ロサンゼルスは、私たちが過去10年以上住んできた大切な故郷です。現在、市を襲っている火災に心を痛めています。そして、私たちを守るために全力を尽くしている勇敢なロサンゼルス消防局に深く感謝しています。どうか、彼らの指示に従い、身を守ってください。また、もし可能であれば寄付を検討してください。ロサンゼルスを愛しています。私たちは、皆さんの安全を祈っています。私たちは寄付金を最大5000ドルまでマッチングいたします!」と声明を出した。

「CT3 Foundation」はテイラーのイニシャル(Chris Taylor)と背番号「3」から名付けられた団体で、これまでも慈善活動などを行ってきた。

そして、ドジャースも支援策を発表。第1弾として、各スポーツコミュニティと協力し、「LA Strong」とプリントされたTシャツを販売し、その売り上げを米赤十字社とロサンゼルス消防団に直接寄付するという。

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