【MLB】巨大戦力のドジャース、カーショーとの再契約には「引き続き前向き」 40人枠調整のため「春季キャンプ以降に加入か」と米報道

 

H.Ariga/SPREAD編集部

ドジャースのクレイトン・カーショー
クレイトン・カーショー(C)ロイター

昨季4年ぶり8回目の世界一になったドジャースは、オフシーズンにブレイク・スネル投手と佐々木朗希投手を獲得して先発陣を強化。今季は大谷翔平投手らも復帰予定で、リーグ最強クラスのローテーションが整いつつある。一方で、チームは依然としてクレイトン・カーショー投手との再契約を視野に入れているようだ。米複数メディアが報じている。

◆ドジャース先発陣が誇る圧倒的な支配力 米記者注目の「史上初、3人以上揃えたチームはいない」指標とは?

■60日間の負傷者リストを活用か

移籍情報を専門に取り上げる米メディア『MLB Trade Rumors』は23日(日本時間24日)、「ドジャース、カーショーとの再契約に引き続き前向きな姿勢」と題した記事を公開。充実の戦力を誇るドジャース投手陣に、生え抜き左腕が復帰する可能性について取り上げた。

同記事によると、ドジャースのブランドン・ゴームズGMは「オフに投手陣を補強したことが、カーショーへの関心に影響を与えることはない」と語り、3月に37歳を迎えるレジェンドの再契約に意欲を見せたそう。

カーショーは、オフに左足親指や左膝半月板などの手術を受けて現在リハビリ中。未だマウンドでの投球練習には至っていないとのこと。ドジャースの40人枠は埋まりつつあり、カーショーの契約を急ぐと選手を放出する必要が生じる。春季キャンプ以降であれば、60日間の負傷者リストを活用して枠の確保が容易になる(※40人枠から外れ、マイナーから選手を1人招集できる)ため、同メディアは「契約時期はキャンプ以降の可能性が高い」と見立てた。

2006年のドラフト1巡目全体7位でドジャースに入団。メジャー17シーズンで212勝を挙げたが、昨季はわずか7登板で2勝どまり。チーム生え抜きのレジェンド左腕は復活を遂げられるか。

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