2月6日(日本時間7日)に迫ったトレード期限。いよいよ残り1週間を切り、各チームの動きが慌ただしさを増して来た。レイカーズの八村塁もトレード要員としてたびたび名前が挙がっているが、果たしてどうなるか。去就について、本人も口を開いている。
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■キングスやヒートなどの名前も
今季の八村はJ.J.レディック新ヘッドコーチの信頼を勝ち取り、スタメン出場を続けている。1月28日(同29日)の76ers戦では、個人としてNBA通算4000得点を達成したほか、1月30日(同31日)の古巣ウィザーズ戦では22得点、4リバウンド、1スティール、1ブロックを記録するなど最近も活躍を続けている。
ただ、大きなインパクトを残しているか、守備面はどうか、と問われると評価は分かれているのが現状だ。また、チーム編成の都合もあり、貴重な戦力ではあるものの、レイカーズは補強のために八村をトレード要員と見なす可能性は否定できない。
トレードが行われる場合、すでに新天地としてキングスやヒートなど多くの名前が取りざたされているが、最近では米メディア『Fadeaway World』がスパーズとホークスを移籍先候補に指名している。
「スパーズと取引する場合、レイカーズはクリス・ポールとザック・コリンズを獲得し、ハチムラとゲイブ・ビンセント、ジェイレンフッド・シフィーノを放出する」と伝え、ホークスと取引する場合は「クリント・カペラ、ボグダン・ボグダノビッチを受け取り、ハチムラ、ビンセント、シフィーノのほか、ジャレッド・バンダービルトとドラフト指名権を渡す」という大型トレードを予想している。
■「トレードされる時はされる」
ただ、同メディアは、これらのプランはレイカーズのウィークポイントを補うことができるとしながらも「ハチムラを失うことは痛手となるかもしれない」や「両チームにとって裏目に出る可能性がある」などと指摘。八村を手放すことに対し、懐疑的な視線も注いでいる。
八村は76ers戦後、騒がしくなってきたトレードの噂について「特にレイカーズにいるとそういう話はいつでもある。そこを気にしても仕方ない。プレーが良くても悪くてもトレードされる時はされる。自分ではコントロールできないところであり、それがNBAという厳しい世界ということ。今は自分がやるべきことをやるだけ。そこは変わらない」などと話しており、“覚悟”はできているようだった。
トレード期限まで残り1週間を切り、各チームが、そして八村がどんな動きを見せるのか、注目だ。
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