レイカーズは8日(日本時間9日)、本拠地でペイサーズと対戦。この日27歳の誕生日を迎えた八村塁が今季最多24得点9リバウンドと躍動し、チームは124-117で勝利した。試合前にはペイサーズのリック・カーライルHCがエースのレブロン・ジェームズと新加入のルカ・ドンチッチのスーパーデュオについて「対策は不可能」とコメントした。
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■「成功しないなんて考えられない」
エースのレブロンとマーベリックスから新加入のドンチッチは欠場したものの、チームは八村やキャリアハイ45得点をマークしたオースティン・リーブスらの活躍で5連勝を飾った。
試合前会見では、ペイサーズのカーライルHCが「世紀のトレード」に言及。レブロンとドンチッチのスーパーデュオ誕生について「これが成功しないなんて考えられないよ」と話し、機能すると太鼓判を押した。
同HCは2008年から21年までマーベリックスで指揮を執っており、ドンチッチとは3シーズン共闘した経験を持つ。
「レブロンとルカ(ドンチッチ)は、生まれてバスケットボールを始めた時点で、いずれ銅像を建てられるような選手になると約束されていた2人だ」と称賛した。
■「自分たちで試合展開を決める」
その上で「ルカには圧倒的なカリスマ性、驚異的な能力、卓越したスキルが備わっている。試合に入ると、自分でその展開を決めてしまうんだ。そして、レブロンもまったく同じことをする。この2人はまるで外科医のようにゲームを解剖し、相手は対策を立てるのがほぼ不可能だ。つまり、我々はどのように負けるか、それを決めることしかできないんだ」と話し、早くも白旗をあげた。
かつての愛弟子については「ルカにとって、これは素晴らしいチャンス。彼とレブロンの絆は、彼がNBAにやって来た最初の年までさかのぼる。すべてが驚くほどの巡り合わせだよ」とコメントした。
ドンチッチは10日(同11日)の本拠地ジャズ戦でレイカーズデビューを果たすと見られており、この日左足首を痛めて欠場したレブロンも復帰濃厚。J.J.レディックHCも「起用しない手はないが、リアルタイムで判断する」と話しており、試合当日に見極めるようだ。
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