レイカーズは8日(日本時間9日)、本拠地でのペイサーズ戦に臨み、124-117で勝利。現地時間で27歳の誕生日を迎えた八村塁は今季最多24得点9リバウンドと活躍し、チームの5連勝に貢献した。レブロン・ジェームズと新加入のルカ・ドンチッチは欠場した。また、ドンチッチとアンソニー・デイビスを軸とした「世紀のトレード」について、ドジャースのムーキー・ベッツ内野手も感想を口にした。
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■リーブスがキャリアハイ45得点
八村は出場33分6秒で今季最多24得点9リバウンド、1スティールと躍動。キャリアハイとなる45得点をマークしたオースティン・リーブスとともにチームをけん引した。勝利の立役者となった2人は試合後、肩を組み笑顔で抱擁。レイカーズは公式Xにこの時のシーンをアップし、「Mood(最高、良い感じなど)」という言葉を添えた
レブロンとルカというスーパーデュオを欠く中でもチームは5連勝。31勝19敗でウエスタン・カンファレンス4位となっている。
また、NBA史に残る「世紀のトレード」は、競技の枠を超えて興奮をもたらしている。ドジャースの情報を扱う米メディア『ドジャース・ネーション』は同日、「ムーキー・ベッツ、レイカーズのルカ・ドンチッチ電撃トレードに3語で反応」と題して、記事を公開。ベッツが、米メディア『News4usonline.com』の突撃取材に応じた時の様子を紹介した。
■「LAがスポーツ界の派遣を握る」
ビーチを歩くベッツに対し、記者がドンチッチのレイカーズ加入について感想を求めると、最初は足を止めることなくスルー。そのまま無言で立ち去るかと思われたが、「That’s wild, dawg(それはマジでヤバイな)」と一言ポツリ。それ以上の対応はなかったが、思わず心の声が漏れたようだった。
同メディアは「ロサンゼルスはゆっくりとチャンピオンシップの街に戻りつつあり、市民の多くは年間を通じてレイカーズとドジャースを応援している。両チームは2025年の成功に向けて確固たる地位を築いている。両チームが同じ年にタイトルを獲得できれば、2020年代はロサンゼルスがスポーツ界の覇権を握ることになる」と記し、地元が誇る世界的人気チームに期待を寄せた。
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