【NBA】レイカーズ加入ドンチッチに対する懸念……同僚は完全否定「簡単に30点取れる選手がコンディション不良?答えはすぐに分かる」

【NBA】レイカーズ加入ドンチッチに対する懸念……同僚は完全否定「簡単に30点取れる選手がコンディション不良?答えはすぐに分かる」
レイカーズに入団したルカ・ドンチッチ(C)Getty Images

世界中に衝撃をもたらしたルカ・ドンチッチレイカーズ移籍。4日(日本時間5日)にはロサンゼルスで入団会見が行われ、ドンチッチはマーベリックスから放出された理由について「分からない」と答えつつ、コンディション面に懸念があるという一部報道に関しては否定した。また、チームメートも「答えはすぐに分かる」と話し、この情報を一蹴した。

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■マブス内では不満たまる

25歳のスーパースターが放出されるという衝撃的なトレード劇。会見に臨んだドンチッチは、自身が今回トレードされた理由については「分からない」とコメントした。

ただ、米スポーツ専門局『ESPN』はコンディションや健康面に対する懸念があったと指摘。関係者の話として「マーベリックス内ではドンチッチの食事とコンディションに関する規律の欠如が大きな不満となっていた。そして、チームはこれが彼の負傷(ふくらはぎ)の大きな要因だと考えていた」と説明した。また一部では「お酒好き」とも伝えられ、体重はいよいよ270ポンド(約122キロ)を超えて来たという。

こういう状況を鑑みて、チームはトレードに踏み切ったとされている。ただ、これに反論したのが、ドンチッチとともにマーベリックスからレイカーズへ加わったマーキーフ・モリスとマキシ・クレバーとの2人だ。

米メディア『CLUTCH POINTS』によると、モリスはドンチッチについて「彼は素晴らしい男だよ。私が一緒にプレーした選手の中でも、どんなケガをしていてもコートに立てるなら立ち、そして出来る限りプレーする数少ない選手の1人だ」と評し、その闘志を賞賛した。

■「みんなが自分で判断を」

そして「彼のコンディションについて色々言われているのは聞くけど、簡単に30得点、15リバウンド、10アシストを記録できる選手に対して、コンディションが悪いって言うのはどういうことなのか分からない。正直、混乱するよ。でも答えはすぐに分かるさ。本当にコンディションが悪いのかどうか、みんなが自分で判断すればいい」と笑い飛ばした。

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クレバーも同様に「私はルカ(ドンチッチ)のことをよく知っているから、何が本当で何がウソか分かる」と噂話に釘を刺した。その上で「こういった話題が出ると、必ずポジティブな面とネガティブな面の両方が取り沙汰されるけど、彼は本当に素晴らしい人間。ものすごく努力家だし、最高のチームメートだ。彼については、ポジティブなことしか言うことがないよ」と話した。

ドンチッチは今シーズン終了後、スーパーマックス契約(2026年から5年最大3億4500万ドル規模)を結ぶことが可能になる。同契約の有資格者になるにはいくつか条件があるが、端的に言えば一部のエリート選手だけに許された契約形態ということになる。マーベリックスのニコ・ハリソンGMは、若きスターであっても負傷が多いドンチッチとの長期契約には難色を示しており、コンディションへの懸念が同契約締結の時期と重なったため、今回の決断に至ったと見られている。

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