【東京新聞杯/追い切り診断】成長ぶり著しく「S」の最高評価 ドカンと伸びて、かつてとは雲泥の差に「圧勝まである」

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第75回東京新聞杯(9日/GIII、東京芝1600m)には、マイルCS4着のブレイディヴェーグ、待望の重賞タイトルを狙うボンドガール、昨年の富士Sを制したジュンブロッサムなどが出走予定。

本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ボンドガール」を取り上げる。

 

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■ボンドガール

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同期のチェルヴィニアのその後を思うと、現状の同馬の戦績には物足りなさを感じざるを得まい。なにせ、あのデビュー戦で置き去りにした2着馬が今やオークスと秋華賞の2冠を制した世代最強牝馬と呼ばれているのだ。本来ならば、同馬こそがそうなるべきだったのに……。

ただし、この中間の成長ぶりを見ると着実に盛り返してきつつある。同馬のネックは、その前進気勢の強さ。なまじスピード能力が水準レベルから優に溢れてしまっていたが為に道中での折り合い面に難しさが生じてしまっていたことでしかない。しかし、昨夏から中距離で徹底的に武豊騎手の世界観が植え付けられてきたことが、いよいよ花開く時を迎えたよう。実際、前走段階でも溜めて弾けるを駆使することによって2000メートルの距離でも格好はつけれていたではないか。

あれから約4ヶ月が経った現在、折り合い面は更なる進境を見せている。1週前はWコースで強めに追われて6F81秒1-1F11秒7で脚取りはスムーズ。最終追い切りは坂路で馬なりのまま4F55秒3-12秒6。確かに今でも道中で力むシーンはないわけではない。とはいえ、かつてとは雲泥の差。序盤は頭を上げる面も見せたものの、徐々にリラックスして力強く駆け上がった。それこそ、締める所で締めれるようになったのだろう。シッカリと脚が溜まった状態で直線を向けているからこそドカンと真一文字で伸びるように。これで推定ベスト距離への臨戦とくれば楽しみしかなし。圧勝まであるかも。

総合評価「S」

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