【MLB】前メッツ監督、佐々木朗希のライブBPを批判「間違った道を進んでいる」 ファンは「浅はかな発言」「哀れ」と反発

【MLB】前メッツ監督、佐々木朗希のライブBPを批判「間違った道を進んでいる」 ファンは「浅はかな発言」「哀れ」と反発
ドジャースの佐々木朗希(C)Getty Images

ドジャース佐々木朗希投手19日(日本時間20日)、今キャンプ初めて実戦形式の練習「ライブBP」に登板。のべ9人の打者に対して27球を投げ、1安打1四球2奪三振でまとめた。上々の滑り出しとなったが、前メッツ監督のバック・ショーウォルター氏にとっては気になる点もあったようだ。

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■球団関係者の大集結に「他にやることないのか」

野球専門ポッドキャスト『ファウル・テリトリー』に出演したショーウォルター氏。公開された動画を見る限り、佐々木を取り巻く雰囲気が気になったようだ。

佐々木がマウンドに向かうと、その様子を見ようとファンやメディアだけでなく、ドジャースの選手、首脳陣、フロントスタッフも集結。チーム関係者だけで50人ほどがバックネット近くに集まった。

同氏はそれを見るなり頭を抱え、「オーマイガー。周りに50人くらい立っていたぞ。まず、そんなに多くの選手たちが、どうしてただ立っているんだ? 他にやることはないのか」とまくし立てた。

■「有望株がどんな選手か分かっていないのか」

さらに「初登板をこんなにも多くの人が見守っているんだ。日本の人々も、米国のみんなも注目している。少しでもギアを上げなければとプレッシャーを感じないわけがないだろう? これはトライアウトキャンプじゃないし、今の時点で有望株がどんな選手か分かっていないようじゃ、そもそも間違った道を進んでいるってことだ。(キャンプで)大事なのは、シーズンを戦い抜けるようにチームにしっかり準備させることだ」と苦言を呈した。

ただ、この発言を受けて、米スポーツメディア『CLUTCH POINTS』は「ショーウォルターの率直なロウキ・ササキ評が批判を招く。彼は遠慮のない発言をした」と指摘。実際、多くのSNSユーザーが「良い監督と言われているが、彼の発言は浅はかに聞こえる。大一番に勝てないのも不思議じゃない」や「なんて哀れな人」「この監督はワールドシリーズを一度も制覇していない」などと投稿し、大きな反発を呼んだ。

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