第61回弥生賞(9日/GII、中山芝2000m)には、朝日杯FS2着のミュージアムマイル、2戦2勝馬のナグルファルやヴィンセンシオなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「クラウディアイ」を取り上げる。
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■クラウディアイ
ここまでの3戦を見ての通り、同馬はレース巧者である。その要因はというと、一つは折り合いに難がないこと、もう一つは動きたいところで動ける機動力をも兼ね備えていることだろう。だからこそ、この馬は調教上手でもあるのだ。乗り手の指示に従順で全く乱れることなく僚馬のペースに合わすこともできれば、いざ仕掛ければスッと即座に動けるセンスとスピードの持ち主。おそらく、ここまで高い操縦性を誇るサラブレットも中々いまい。もはや、一種の天才と断言してしまっても問題なかろう。
この中間は持ち前の機動力は相変わらず。1週前には2番手から内に潜り込んで早め先頭などという、まるで今回のデモンストレーションかのような鮮やかな立ち回りをみせてくれたように、そこに限っては素晴らしいの一言。
2週前の本負荷での遅れはあったものの、先週、今週と折り合い、力む面が解消。輸送前日は乗り運動を消化し、硬さもなく気合いもほど良く乗っている。小柄で仕上がり早、完成度も高い。器用に立ち回りさえすれば、今回も大きく崩れることは、ほぼあるまい。
総合評価「A」
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