「ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」は8日、駒沢屋内球技場にてT.T彩たまが木下マイスター東京対戦。マッチカウント3ー2で勝利した。
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■15日の金沢戦がシーズン最終戦へ
プレーオフ進出を決めているT.T彩たまは第1マッチに起用された小林広夢、有延大夢ペアが林昀儒、吉村和弘ペアに競り勝ち、ダブルスではシーズン初年度の森薗政崇(当時岡山リベッツ)の16勝を上回る17勝目を挙げた。
その後、ビクトリーマッチもつれ込んだなか、第4マッチで林昀儒と接戦を演じていた木造勇人が全日本王者の松島輝空相手に6連続ポイントを奪うなど立ち上がりを支配して、11-7で勝利してチームに勝利をもたらした。
木造は試合後に「林選手には負けてしまったんですけど、自分のなかでは世界トップの選手にいい流れを作ることができて、自信になった」とフルゲームの激闘を演じた第4マッチを振り返り、松島とのビクトリーマッチも「来る想定もしてましたし、来たらこうしようというのある程度のイメージはしていたので、それが上手くいった感じです」と狙い通りだと明かした。
今季開幕から快進撃を見せてきたT.T彩たまはこの日の勝利で16勝目を挙げ、勝ち点は54で琉球アスティーダと並ぶなどデッドヒートを繰り広げている。プレーオフへ向けての1位通過をかけた戦いは最終戦にもつれ込むことになる。
今季からチームを率いてきた水野裕哉監督は、「(首位争いが)できていることは素直に嬉しいですし、琉球さんは強い」とライバルの力を認めつつ、「でもトータルで僕らの方が上だったと思ってもらえるように残りの試合を頑張りたいですし、1位を目指してシーズンやりたいと思っていたので、そこに挑戦する権利が与えられているのは嬉しい」と今のチーム状況に手応えを見せた。
T.T彩たまは15日に金沢ポートとのリーグ最終戦を迎え、プレーオフに向けたシーズン順位が決まることになる。
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