長﨑美柚が2点起用でKA神奈川を逆転勝ちに導く「何としてでも1点取りたいという気持ち」 プレーオフ3枠目は日本生命に決定【Tリーグ】

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

Advertisement

長﨑美柚が2点起用でKA神奈川を逆転勝ちに導く「何としてでも1点取りたいという気持ち」 プレーオフ3枠目は日本生命に決定【Tリーグ】
長﨑美柚 撮影:SPREAD編集部

ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」が16日、三好公園総合体育館にて行われ、木下アビエル神奈川はトップおとめピンポンズ名古屋と対戦。マッチカウント3-2で勝利した。

これでTリーグ女子は今季のレギュラーシーズンが終了し、プレーオフ進出チームが決定している。

◆平野美宇、最高勝率視界の24歳が見せる“勝ち切る力” 指揮官が賛辞を贈る練習への姿勢「若い選手にとっての宝物」【Tリーグ】

Advertisement


■PO狙った名古屋は第3マッチから逆転負け

KA神奈川は平野美宇を今シーズン初めてダブルス起用して木原美悠と第1マッチに挑んだなか、南波侑里香、永尾尭子ペアに0-2で敗れた。この試合に勝利すれば逆転でのプレーオフ進出が決まるトップ名古屋を前に、第2マッチでも朱芊曦が安藤みなみにフルゲームで敗れ、王手をかけられる。

張本美和を国際大会出場のため欠いたなか、存在感を放ったのが木原と長﨑美柚。ダブルスでは敗れた木原だが、第3マッチで木村香純に2ゲームを先取される苦しい展開から逆転勝利。第4マッチでは南波に3-1で完勝した長﨑は今季初起用となったビクトリーマッチでも安藤に11-8で競り勝ち、最終戦での逆転劇をもたらした。

試合後に長﨑は、「自分はチームが1-2で負けている状況で回ってきたので、何としてでも1点を取りたいという強い気持ちで戦いました」と振り返りつつ、「今シーズン初めてのビクトリーマッチだったので正直緊張した部分はあったんですけど、4番で勝った時の勢いのまま入れたので勝てたのかなと思います」と2点取りに対して喜びを表した。

これでTリーグ女子は24-25シーズンの全日程を終了し、日本ペイントマレッツが勝ち点72で首位。KA神奈川は勝ち点を67に伸ばし2位通過、最終戦までもつれた3位には勝ち点51の日本生命レッドエルフが入ることになった。

今季はセミファイナルから戦うことになった長﨑は「どういう雰囲気になってどういう試合になるのかは想像ができない」と前置きしつつ、「まずは1戦1戦を楽しんでチーム一丸で優勝できるように頑張りたい」と逆転での2年ぶりTリーグ制覇に向けて意気込んだ。

なお、プレーオフは22日にセミファイナルが行われる予定で、KA神奈川が日本生命と対戦。勝利チームが23日に今季のプレーオフ制覇をかけてニッペMとの戦いに挑む。

◆平野美宇が振り返る石川佳純さんと過ごした日々 東京五輪出場をかけた熾烈な戦い、“かすみう”ペア結成は「人柄に助けられて楽しかった」

◆木原美悠が明かした20歳の現在地 中国超級リーグでの“最高峰”の経験、指揮官も「センスがあって技術がある」と太鼓判【Tリーグ】

◆張本美和、世界2位と僅差も“中国の壁”崩せず8強敗退 王曼昱が振り返った勝因「重要なポイントを処理できたのは……」【WTTチャンピオンズ重慶】

izukawaya

おすすめPR

META POG

Advertisement


Advertisement

Advertisement

  • 3連覇かかる張本美和か、トップ10常連に飛躍の大藤沙月か 日本女子の成長株が注目対戦、ダブルスとの2冠も視界【WTTコンテンダーチュニス】 800件のビュー
  • 中国勢が上位独占も張本美和、早田ひならが近年は肉薄 卓球女子で繰り広げるライバル争い、カタールでは直接対決も 300件のビュー
  • 3連覇に前進の張本美和、大藤沙月と注目対戦が実現 早田ひなは横井咲桜と準決勝、日本女子が上位独占で席巻【WTTコンテンダーチュニス】 200件のビュー