【クイーンエリザベス2世C/馬連6点】日本馬vs.ゴリアットも波乱の匂い 「4.0.1.0」の伏兵が好配当をもたらす

リバティアイランド/2023年桜花賞
リバティアイランド/2023年桜花賞(C)Eiichi Yamane

日本時間27日、香港・シャティン競馬場では香港チャンピオンズデーが行われる。今年は3競走に日本から8頭が参戦。ここでは、ラストを飾るメイン競走、第8レース「クイーンエリザベス2世カップ(GI・芝2000m)」を攻略する。

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■フランスの総大将は額面通りには信頼できない

過去10年の国別成績は、香港馬が7勝2着6回3着5回、日本馬が3勝2着4回3着3回。3着以内はほぼ香港馬と日本馬で独占しているレースだ。しかし、今年は昨年まで3連覇を果たしていたロマンチックウォリアーが出走を回避し、香港勢に絶対的なエースが不在。今年は日本馬が戴冠するチャンス大だ。そんななか、壁となって立ちはだかるのが、フランスのゴリアットだろう。

同馬は昨夏のキングジョージVI世&クイーンエリザベスSで、後続に2馬身1/4差をつける快勝でGI初制覇を果たした。2着に退けたのは、のちに凱旋門賞を制するブルーストッキング。3着だったレベルスロマンスものちにブリーダーズカップターフを優勝、そのほか、オーギュストロダン、ルクセンブルク、ドバイオナーなど、並みいる強豪を退けての優勝だっただけに価値が高い。

秋にはジャパンカップに参戦し、勝ち馬からコンマ5秒差の6着に好走。高速馬場への適性も示す形となった。今回は初めての香港参戦となるが、日本よりもやや時計の要するシャティンなら同馬にとって好都合となりそうだ。

レーティングはメンバー中ダントツの126。実力上位なのは数字が示す通りだが、適距離はクラシックディスタンスなのは間違いなく、2023年9月以来となる芝2000m戦への対応がカギとなる。欧州調教馬は、GI昇格後の01年以降わずか2頭しか勝っておらず、近10年は3着1回のみ。額面通りの力を発揮できるだろうか。

■大崩れはないが、勝ち味に遅い日本勢

日本勢3騎は序列をつけるのが難しいが、どの馬も香港で実績がありチャンスは十分。ダービー馬タスティエーラは、昨年の今ごろは不振に陥っていたが天皇賞(秋)で2着に好走し、前走の香港Cではロマンチックウォリアーを負かしに行っての3着。芝2000mを連続で好走し、改めて適距離を見出した。今回はその香港C以来のレースとなるが、香港で好実績を収めている堀厩舎だけに調整はお手のもの。好相性のD.レーン騎手が引き続き鞍上なのも心強い。

香港Cでタスティエーラに先着し、2着に入ったのがリバティアイランド。前走のドバイターフでは勝ったソウルラッシュとほぼ同じ位置にいながら突き放され、同馬は見せ場すら作れず8着に完敗。今回はその影響が心配されるが、昨年も天皇賞(秋)大敗から香港Cで好走と、消長が激しい牝馬だけにひとたびハマれば激走しても何ら驚けない。軸に据えるには心許ないが、相手には必ず加えたい。

昨年まで2年連続でロマンチックウォリアーの2着に屈したのがプログノーシス。ライバルが不在の今年は、3度目の正直となるか注目だ。だが、昨年までと違うのは金鯱賞敗戦からの臨戦となる点。その前走も内容はいまひとつで、力の衰えは気にかかる。7歳以上の馬も過去10年で勝利したことはなく、年齢的に上がり目は望みにくい。日本馬3頭はいずれも1年以上勝ち星に見放されており、頭で突き抜けるイメージが湧きにくいのも現実だ。

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