今週は新潟競馬場でアイビスサマーダッシュ(芝1000m)が行われる。新潟名物の直線レースにフルゲートの18頭が集結した。
ここでは、過去10年からテイエムスパーダとカルロヴェローチェにフォーカスしたデータを取り上げる。
◆【アイビスサマーダッシュ2025予想/枠順傾向】フルゲートなら8枠は「絶対的ではない」 大穴候補は内枠の“末脚一閃”タイプ
目次
■テイエムスパーダに「3.0.1.1」馬券内率83%データ
前走韋駄天S制し、勇躍この舞台に参戦をはたすテイエムスパーダ。昨年3着の実績が示すように、直線競馬への適性は現役屈指と言える1頭だ。重賞3勝目を狙う6歳牝馬に対し、データが下した結論は?
・前走韋駄天Sを逃げて3着内【2.3.0.1】
馬券内率に換算すると83%。前走韋駄天Sを逃げて3着内×アイビスサマーダッシュは切っても切れない関係にあり、数字の上では“買い一択”の組み合わせとなっている。
テイエムスパーダについて補足すると、過去に2度使われた直線競馬はいずれも馬番ふた桁番。ここも枠順がカギを握っていたが、7枠13番ならレースプランに大きな支障はなさそう。快速牝馬が迎える5度目の夏競馬。「夏は牝馬」の格言を体現する結果に期待したいところだ。
■カルロヴェローチェに“勝率0%”の壁
同じ馬番ふた桁番でも、カルロヴェローチェには“消し”の二文字がよぎってしまう。前走安達太良Sは約2年半ぶりとなる勝利。かつてはNHKマイルCで1番人気に支持された素質馬が開花の時を迎えようとしているが、初の直線競馬で気がかりなデータが浮上した。
・栗東所属の牡馬orセン馬【0.1.4.46】
牝馬が強いレースであることが知られているアイビスサマーダッシュ。関東の牡馬はそれなりの結果を残しているが、関西の牡馬orセン馬になると勝ち馬はゼロ。相性の悪さが際立ってしまっているのだ。
外枠と前走勝利の勢いから、人気一角への評価上昇も考えられるカルロヴェローチェ。ただ、過去データを照らし合わせたとき、3着ならまだしも勝ち馬のゾーンへの突入はハードルが高いと言わざるを得ない。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在は競馬メディア『Winsigh』、UMAJIN内「競馬サロン」で予想コラム執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。















