姫野和樹「最高のチームと最高のファン」 敗戦に悔し涙も、最後はビクトリーロード熱唱

10月20日、『ラグビーワールドカップ2019日本大会(W杯)』準々決勝で日本代表は南アフリカ代表と対戦し3-26で敗れた

優勝2回の強豪を相手に真っ向勝負を挑んだが、世界の厚い壁に阻まれた。日本代表の挑戦は史上初の決勝トーナメント進出という結果を残して終わった。

南アフリカの徹底マークに苦しむ

試合から一夜明けた21日、姫野和樹選手は「W杯が終わりました」の題でインスタグラムを更新。初めてのW杯を戦い終えた心境を綴った。

「僕にとって最高のチームと最高のファンの皆さんの前でラグビーができたこと、かけがえのない大切な時間になりました。苦しい時も声援を送り続けてくれた皆さんに感謝しても仕切れません」

予選プールから攻守に活躍した姫野選手。特に倒れた相手選手からのボール奪取や反則を狙う『ジャッカル』というプレーは、大会期間を通じて姫野選手の代名詞にもなった。

それだけに南アフリカ戦では日本の要注意人物として激しいマークに遭った。姫野選手がボールを持つと南アフリカは2人でタックル。持ち味の突進力を止められ後半12分に途中交代した。

試合後に円陣を組むと目からは悔し涙がこぼれ落ちる。

ビクトリーロードの終わりは笑顔で

25歳の姫野選手は4年後のW杯でも29歳。ラグビー選手として肉体の最盛期と経験値がマッチする最適なタイミングだ。

南アフリカ戦で流した悔し涙を糧に、姫野選手は4年後に目を向ける。

「この悔しさを忘れず、僕はもっともっと強くならなきゃいけない。絶対に強くなってみせる。。最高のTEAM!胸を張ろう」

姫野選手のインスタグラムには3枚の写真と1本の動画がアップされた。1枚目は試合後に組まれた円陣、2枚目はロッカーで撮影したリーチ・マイケル主将とのツーショット、3枚目はジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)と肩を組んでの記念撮影。

そして動画は日本代表のチームソング『ビクトリーロード』を全員で歌っている様子だ。

この曲は代表候補メンバーだった山本幸輝選手と三上正貴選手が、アメリカのカントリーソング『カントリーロード』の替え歌として考案。多国籍な選手が集まる代表チームを『ONE TEAM(1つのチーム)』にするため選手全員で声を合わせて歌ってきた。

ビクトリーロード この道 ずーっと~ 行けば~ 

最後は~ 笑える日が~ 来るの~さ~ ビクトリーロード

徐々にテンポアップしていく曲に合わせて、選手たちの手拍子も早くなり、グラウンド上で見せた悔し涙から一転して笑顔が浮かぶ。

4年間の旅路は歌詞の通り、笑いに包まれて終わった。

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