五郎丸歩、イングランドV字ラインは「RWC2019の象徴となるだろう」

10月26日に行われた『ラグビーワールドカップ2019日本大会(W杯)』準決勝、イングランド代表対ニュージーランド代表の一戦は、白熱の試合展開もさることながらゲーム前に見せた両チームの攻防が大きな話題になった。

伝統の舞踊『ハカ』で大一番への気持ちを高めようとするニュージーランドに対し、イングランドは選手たちがVの字に展開。両翼の選手はセンターラインを越えてハカに接近した。

(c)Getty Images

過去には2011年W杯の決勝でもフランス代表がハカに近づいた。その際はセンターラインを大きく越えて近づいたことからフランス代表に罰金が課せられた。2大会前の決勝で起こったその出来事をイングランド代表も覚えているはずだが、それでも試合前から心理戦を仕掛けた

この応酬の余韻も冷めやらぬ中で試合が始まると、イングランドは1分36秒で先制トライを奪う。その後も最後まで主導権を譲らず、19-7でニュージーランドを破った

W杯を象徴するシーン

NHKでこの日の試合の解説を務めた元ラグビー日本代表の五郎丸歩選手が、10月27日にインスタグラムを更新。

ニュージーランドを取り囲むように展開したイングランドの写真を載せ、「RWC2019の象徴となるであろうこのシーンには緻密な準備と、実行力」とコメントを添えている。

写真はハカを受けて立つイングランドの背後から撮影され、場内の大型ビジョンではイングランド代表主将のオーウェン・ファレル選手が口角を持ち上げて笑っている。

オールブラックスは失意の底から立ち上がれるか

イングランドがニュージーランドを下した翌日、準決勝第2試合では南アフリカ代表がウェールズ代表に19-16で勝利。

11月2日の決勝はイングランド対南アフリカの対戦が決まり、1日の3位決定戦にはニュージーランドとウェールズが回ることとなった。

W杯3連覇を逃し、試合後には意気消沈する様子も見られたニュージーランド。だが大会を勝って終えるためにはもう一踏ん張り必要だ。

五郎丸選手も「人間は辛い時にこそ本性がでる。RWC2019ラスト一週間!」と立て直しに期待した。

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