女子ゴルフの今季最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』が11月28日から開幕するのを前に、前年覇者の申ジエ選手が宮崎入りした。
宮崎ブーゲンビリア空港に降り立った申選手は、地元保育園の園児から花束とレイの贈呈を受け「宮崎には毎年、会いたい人がたくさんいるので特別な思いがある。とても可愛い、元気いっぱいの応援に、癒されました」と笑顔で語っている。
リコーカップでの逆転賞金女王に意欲「まだ終わってない」
2010年には世界ランク1位にも輝いた申選手。過去には韓国女子プロゴルフ(KLPGA)で3度、全米女子プロゴルフ(LPGA)でも2009年に賞金女王を獲得してきた。だが日本女子プロゴルフ(JLPGA)では2016年、2018年の2位が最高位。
最終戦のリコーカップ前の賞金ランキングは2位。トップの鈴木愛選手とは約1500万円の差だが、リコーカップの優勝賞金は3000万円、単独2位なら1740万円が加算される。まだ逆転で賞金女王を獲得するチャンスは残されている。
2人1組で競技が行われる今大会。初日は賞金ランキングの順に組み合わせが決まるため、申選手は最終組で鈴木選手と直接対決する。
25日にインスタグラムを更新した申選手は「まだ終わっていない」と最終戦に意欲を見せた。
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