羽生結弦の逆転を信じるコーチ「まだ終わってない」 自己最高難度の演技構成で狙う

フィギュアスケートのグランプリファイナル男子シングルは、ネイサン・チェン選手が今季世界最高の110.38点で首位に立ち、97.43点で2位の羽生結弦選手に12.95点の差をつけた。

羽生選手も会見で「大変な点差」とつぶやいたチェン選手との差だが、羽生選手を指導するジスラン・ブリアン・コーチは「まだ戦いは終わってない」と逆転を信じる。

フリーでは4種類5本の4回転に挑戦

経由地のフランクフルトでパスポート盗難の被害に遭い、羽生選手と一緒にトリノ入りできなかったブリアン・コーチだが、到着後は羽生選手をハグして声をかけた。

教え子の逆転を信じるブリアン・コーチは、「ユヅには多くのことが可能です。今年の私たちのベストプログラムは4本の4回転ジャンプを跳びますが、彼は明日おそらく5本のジャンプを入れようと計画しています。1本多いですね。それに加えて、質の高いスケートや諸々のことを。それで全てが可能になります」とコメントする。

(c)Getty Images

フリーに向けて羽生選手は4種類5本の4回転ジャンプを入れようとしている。曲かけ練習では2017年のロシア杯で跳んで以来、公式戦では封印してきた4回転ルッツも「そのつもりで」試した。

自己最高難度の演技構成で大逆転を狙う

羽生選手は2017年のロシア杯4回転ルッツを公式戦初挑戦で初成功させた。だが、続くNHK杯の公式練習で転倒し、右足首のケガに繋がってからはプログラムに取り入れてない

羽生選手、チェン選手の今季フリーでの自己ベストは、羽生選手がスケートカナダで出した212.99点、チェン選手はスケートアメリカで出した196.38点で、両者の差は16.61点ある。

そこからさらに、ルール改正後の新基準では自己最高難度となる構成に引き上げた演技で、羽生選手は自分の限界と大逆転に挑もうとしている。

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