卓球の国際大会「WTTチャンピオンズ横浜2026」は6日、神奈川県の横浜BUNTAIで男女シングルスの2回戦が行われ、世界ランキング3位の張本美和(木下グループ)と、同3位の松島輝空(個人)がそれぞれ勝利。そろってベスト8進出を決めた。
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■試合中の戦術転換光る
張本美は世界ランキング12位の強豪・陳熠(中国)と対戦。第1ゲームは終盤に挽回したものの、タイムアウト後のYGサービスを返されるなどして11-13で落とす。第2ゲームも終盤に巻き返したが、9-11で奪われた。
しかし、第3ゲーム以降は戦術転換を図り、11-5で奪うと、第4ゲームは相手のマッチポイントを防ぎ切り、12-10で連取。最終ゲームは安定した台上プレーでポイントを重ねるなど、11-5でものにし、フルゲームの末に逆転勝ちを収めた。
試合後は「第1ゲームもゲームポイントを取ってリードしていましたが、どこかうまくはまっていない感覚があった。それでも第2ゲームまで同じ形で進めてしまったことはよくなかった」と序盤の反省点を口にしながら、「第3ゲームからラリーのコースや緩急を変えられました。最後にしっかり戦術を転換できたことはよかったです」と振り返り、試合中の修正がはまったことには手応えを示した。
■過去4戦4勝の相手に苦戦も粘り勝ち
一方の松島は、世界ランキング13位のアンダース・リンド(デンマーク)と対戦。過去4戦4勝の相手だったが、「調子が良くなかった」と振り返ったように、第2ゲームは1-7の大量リードを許した。
それでも、粘り強い対応で盛り返し、終盤の5連続ポイントで12-10と逆転で奪取。第3ゲームは自らのペースで試合を進め、終盤はタイムアウトも使いながら11-7で取り切り、ストレート勝利で試合を締めた。
松島は試合後に“逆転力”をキーワードに挙げながら、「逆転するときは、基本的にどの選手との対戦でも、相手に焦りが見えた場面から挽回していることが多い。いろいろ考えすぎるというよりは、一球ずつ、一球ずつ、常に粘り強くプレーしようと考えた」と振り返った。
さらに、「昔と比べて実力のベース自体が上がっている。以前の実力を100とするなら、今は200くらいまで上がっている」と、急成長を遂げたこの数年で積み上げた力を勝因に挙げた。
今大会の第1シードとして挑んでいる18歳の張本美と19歳の松島は、ともに苦しい試合をものにしてベスト8へ駒を進めた。世界ランキング3位に立ち、日本の男女をけん引する若きエース2人が、横浜で戴冠に向けてさらなる歩みを進められるか。
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