卓球の「ノジマTリーグ 2026-2027シーズン」は2日、福岡県の福岡武道館にて、木下アビエル神奈川対九州カリーナの試合が行われ、KA神奈川はマッチカウント3-2で勝利し、今季初白星を飾った。
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■転換期のチームで18歳が見せた意地
昨季クラブ初の連覇を達成したKA神奈川は、Tリーグ史上初の海外開催となった7月25日の開幕戦でトップおとめピンポンズ名古屋に敗戦。日本に舞台を移し、九州とのアウェー戦に臨んだ。
チームに今季初勝利をもたらしたのは張本美和。昨季連覇を果たしたKA神奈川だが、平野美宇が九州に移籍するなど主力選手が入れ替わり、18歳のエースにかかる重責はより大きくなった。この試合も第1、2マッチを落とし、マッチカウント0-2で張本美が台湾のホァン・ユージェと対戦することになった。
そんな中、張本美は落ち着いた立ち上がりで第1ゲームを奪取。第2ゲームはミスもあり7-11で落としたものの、その後はサービスを使い分けるなど戦術転換も光り、3-1で勝利した。さらに、ビクトリーマッチ(VM)で再びホァン・ユージェとの戦いを迎えると、強烈なフォアハンドやサービスエースで流れをつかみ、11-7で奪取。2点取りで大逆転勝利に貢献した。
KA神奈川のエースに定着する張本美だが、過去2シーズンはVMの出場がなく、2024年2月の日本生命レッドエルフ戦以来の出場となった。試合後は「久しぶりにすごく緊張しました」と言及。第4マッチの途中で父の張本宇コーチとコミュニケーションを取りながら、「王子(嘉樹)監督から伝えられた後は、先ほどの試合の反省について話していました」と、ホァン・ユージェとの再戦も視野に入れて準備していたことを明かした。
近年は木原美悠がトップおとめピンポンズ名古屋に移籍し、平野も今季から九州に新天地を求めるなど、KA神奈川を支えてきた日本選手がチームを去った。3連覇を狙うKA神奈川の状況は、決して安泰とは言えない。張本美自身も「自分にとって結構きつい気持ちがありました」と思いの丈を述べている。
エースとしての役割が期待される張本美だが、「良くも悪くも、自分では今もそれほど『自分がエースだ』とは思っていません」と自身の考えを明かし、「現在、世界ランキングでは日本選手の中で一番上にいますが、周りの皆さんが本当に強いことは、実際に対戦している私が一番分かっている。チームのみんながエースだと思っています」とチーム全員で挑むことを強調。「3連覇を目指して頑張ります」と意気込みを語った。
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