ドジャース売却説が駆け巡る中、米地元メディア『ドジャース・ウェイ』は25日(日本時間26日)、「球団社長はオーナーであるマーク・ウォルター氏について質問を受けたが、そのいら立った回答では不安を払拭できない」と指摘。売却を否定するにあたり、具体的な説明が乏しいことに苦言を呈した。
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■否定する根拠は「信頼」だけ
ドジャースの筆頭オーナーであるウォルター氏は先日、経営権を握っていたNBAレイカーズを売却。さらに、自身が保有するプレミアリーグ・チェルシーの株も売り渡す計画があるとされている。
一連の動きは、ウォルター氏が経営に関与する保険会社を巡り、当局から金融不正取引の疑いをかけられていることと無縁ではないとされており、同氏は現在、多額の現金を必要としていると言われている。
そのため、「次はドジャース」という売却説が囁かれているが、スタン・カステン球団社長は14日(同15日)、「皆さんに一つだけ明確に理解していただきたいことがあります。ドジャースは売却されません。売却される予定もありません。売りに出されているわけでもありません。売却に向けた手続きは一切始まっていません」と改めて強く否定した。
ただ、『ドジャース・ウェイ』によると、カステン球団社長がそう断じる根拠は、ウォルター氏との信頼関係だけ。さらに、その信頼関係についても確認を求められると、口を閉ざしていら立ちをにじませたという。
■裏付けとなる証拠は一切なし
そのため、同メディアは「(カステン氏の話には)裏付けとなる証拠や具体的な情報が一切なかった。むしろ、公の場でのこうした発言によって“疑惑”は一層深まり、ドジャースを売却する可能性が高いように映る結果となってしまった」とし、「必死になって話せば話すほど、その言葉選び、仕草から疑念を招いている」と指摘した。
その上で「カステン氏の発言から確認できるのは、同氏がウォルター氏を強く擁護しているということにとどまる。そのため、球団の将来やオーナーの財務状況に関する質問は、今後さらに強まる可能性がある」とし、ドジャース売却の話題が収束する気配はないと伝えた。
現時点で具体的な動きはないが、レイカーズの売却交渉は5日ほどであっという間にまとまった。そのため、「現時点で話がないことと、今後もないこととは別」とし、近い将来への懸念を示した。
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