米メディア『The Athletic』は16日(日本時間17日)、負傷者リスト(IL)に入っている大谷翔平投手の今後について言及。「大谷が投手として登板する姿は、もう見られないと思いますか」という読者からの質問に対し、同メディアのアンディ・マッカロー記者が見解を示した。
◆来季の大谷翔平、サイ・ヤング賞を狙う可能性は低い? 投手としての起用法について米記者が見解「今季とは違ったアプローチを取る」
■「大谷翔平は再びマウンドに立つ」
読者からの質問に対し、記者が答える『The Athletic』の恒例企画。今回は「投手・大谷はもう見られないと思うか」という疑問が寄せられ、マッカロー記者が回答した。
左膝痛、右上腕二頭筋の違和感、首の不調を訴え、IL入りしている大谷。投手としての調整が打撃に悪影響を与えているという見方も浮上しており、打者に専念するよう促す声も聞こえてくる。
しかし、マッカロー記者は冒頭で「大谷は再びマウンドに立つだろう」と断言。一方で「ドジャースがどのような起用法を採用するか、非常に興味深い」と添えた。
同記者は「大谷は世界最高の選手」と認めつつ、年齢が30歳代半ばに突入することを踏まえ、「(肉体的負担から)二刀流としてシーズンを完走することは難しくなる」と予想。そのため、一案として「シーズン前半は打者に専念してもらい、後半から投手としての調整を始め、徐々に肩を仕上げて10月のポストシーズンで登板できる状態にする」というプランを提示した。
■「打者だけに専念したら驚き」
しかし、同記者はこの“妥協案”の問題点も指摘。「大谷自身がシーズンを通して二刀流を続けるという夢を、そう簡単には諦めないかもしれない。彼は20歳代で成し遂げたことを、30歳代でもできると証明したいと考えているかもしれない」とし、大谷があくまで“シーズン通しての二刀流フル回転”を主張する可能性について触れた。
同記者は最後、「私は今でも大谷は二刀流を続けられると思っている。逆に打者だけに専念しようとするなら驚く。ただ、162試合のシーズンを通して、健康を維持しながら二刀流を続けるという見通しは、現実というよりも幻想に近いように思える」とし、開幕からシーズン終了まで二刀流でフル稼働することは難しいと改めて主張した。
その上で「とはいえ、大谷はこれまでのキャリアで、夢を現実にできる選手であることを何度も私たちに示してきた」とし、年齢を重ねても二刀流フル回転を成し遂げ、再びファンの度肝を抜くという未来も否定しなかった。
◆「我慢してプレーするのは分かっていた」大谷翔平のIL入りを米メディアが議論 球団の“過剰な遠慮”を指摘「二刀流を尊重するのは構わないが……」
◆IL入りが遅れたのは……「痛みに耐えようとした大谷翔平の責任か」「毅然とした態度を取らなかったチームの責任か」米メディア投げ掛け
◆大谷翔平、復帰へ向けて打撃練習再開 ロバーツ監督「感触も良かったようだ、ポジティブな一歩」と安堵














