卓球の国際大会「WTTチャンピオンズフランクフルト2026」は8日、女子シングルスの準決勝が行われる。世界ランキング3位の張本美和(木下グループ)は同6位の早田ひな(日本生命)と対戦する。
準々決勝でともに中国選手を下して4強入りした張本美と早田。日本女子のダブルエースが決勝進出を懸けて戦う一戦に注目が集まる。
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■中国トップ2が不在の中で奮闘
前週の「WTTチャンピオンズモンペリエ」ではベスト8どまりだった日本女子。今大会は世界ランキング1位の王曼昱、2位の孫穎莎の中国トップ2が不在の中、上位進出が期待されていた。
そうした中、今季重慶大会の初優勝を皮切りに、横浜、マカオ大会を制した張本美。孫穎莎の欠場により実質第1シードとして挑んだ今大会は、1回戦でソフィア・ポルカノバ(オーストリア)に苦しみながらもフルゲームの末に勝利。2回戦でも、世界17位の実力者、朱芊曦(韓国)を3-1で下し、ベスト8へ勝ち上がった。
陳幸同(中国)との準々決勝では、手堅いラリーを持ち味とするベテラン相手に、4度のデュースにもつれ込むなど僅差の試合を4-2で制した。世界7位から今季4勝目を挙げ、その力を示した。
一方の早田は、モンペリエ大会の準々決勝で過去未勝利の孫穎莎(中国)に敗れたものの、3-4とあと一歩に迫る奮闘を見せた。フランクフルト大会は昨年初優勝を飾っており、今大会は連覇を懸けた戦いに挑んでいる。
今大会は1回戦でリリー・チャン(アメリカ)、2回戦でアネット・カウフマン(ドイツ)に勝利すると、準々決勝で世界4位のサウスポー、蒯曼(中国)と対峙。直近3連敗を喫していた22歳に対し、第5ゲーム時点でリードを奪うなど、中盤に勢いに乗ると、最終第7ゲームを11-7で奪い切り、2月の「シンガポールスマッシュ」3回戦以来となる蒯曼からの白星をつかんだ。
これにより、準決勝へ勝ち上がった張本美と早田による直接対決が実現。日本勢の決勝進出も決まり、同じく準決勝進出を決めた大藤沙月(ミキハウス)と合わせて3選手が4強入りしている。
張本美と早田は国内外でしのぎを削ってきており、全日本選手権では2024年から3年連続で決勝を戦った。過去2年は早田に敗れていたが、今年は張本美が勝利して初優勝を果たしている。一方で、国際大会では早田が9勝3敗と勝ち越しており、昨年のフランクフルト大会の決勝でも早田がフルゲームを制している。
張本美と早田はダブルスペアでも今季は国際大会を戦っており、互いの手の内を知る者同士がどのような戦術で挑むかも見どころとなる。日本女子のダブルエース対決を制し、優勝に王手をかけるのはどちらか。
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