黄金時代のヤンキースを牽引

(c)Getty Images
95年にメジャー・デビュー。94年はストによりワールド・シリーズが開催されないという前代未聞の事態。アメリカ中の野球ファンが、MLBを見限った……そんな時代だった。
1年目こそ15試合の出場に留まるが、2年目の96年からヤンキースの正遊撃手として定着し、満票で新人王を獲得。ヤンキースの新人王は以降、2017年のアーロン・ジャッジ選手まで待たなければならない。
ジーターさんに加え、リベラさん、バーニー・ウイリアムズさん、ホルヘ・ポサダさん、アンディ・ペティットさんら、マイナー・リーグから育成された中心選手の活躍もあり、ヤンキースは第6期黄金時代を迎える。
96年、18年ぶりにワールド・シリーズの頂点に輝くと、98年、99年と連覇。2000年のワールド・シリーズは1956年のヤンキース対ブルックリン・ドジャース以来となる『サブウェイ・シリーズ』が実現。ニューヨーク・メッツを下し、見事3連覇を成し遂げた。
前年、ニューヨークからアトランタに引っ越してしまった私は、この世紀のシリーズをCNN本社で指を咥えて報道していた。ジーターさんはこの年シリーズMVPを獲得した。

(c)Getty Images
2001年は9月11日に発生した米同時多発テロにより、ニューヨークが悲しみに沈む中、ヤンキースはアメリカン・リーグ王者となり、ワールド・シリーズへ進出。アリゾナ・ダイヤモンドバックスに敗れるも、ニューヨークに大きな勇気を与えた。
その中心にいたのもジーターさんだ。9・11当日、五大湖上空にいた私も、メッツ・ファンでありながら、このシリーズだけは熱烈に声援を送ったひとりだ。
上記に挙げた黄金期の中心選手全員の背番号はヤンキースにて永久欠番となっている。ウィリアムズさんの『51』は、イチローさんがヤンキースに移籍した際に固辞したことで、日本でも広く知られている。
ジーターさんの『2』が欠番入りしたことにより、ヤンキースの一桁背番号に空きはなくなった。こちらも有名なトリビアだ。














