西武ライオンズの松坂大輔投手が3月15日、メットライフドームでの東京ヤクルトスワローズ戦に登板し、3回を投げて1安打無失点に抑えた。
松坂投手は1999年のプロ入りから8年間西武に所属。2007年からはメジャーリーグでプレーし、日本球界復帰後は福岡ソフトバンクホークス、中日ドラゴンズと渡り歩いてきたが、今シーズンから14年ぶりに西武の一員となった。
6回に登板した松坂投手は、先頭の山田哲人選手を空振り三振に仕留める。その後はランナーを出しながらも失点を防ぐ粘りのピッチング。
8回も先頭打者を四球で歩かせたが、内野ゴロ2つで2アウトとし、打席に昨シーズン36発の4番・村上宗隆選手を迎えた。20歳の村上選手と今年9月で40歳になる松坂投手。倍の年齢差がある2人の対戦は、フルカウントからフォークボールで三振を奪った松坂投手に軍配が上がる。
西武のユニフォームで14年ぶりの登板
松坂投手が西武のユニフォームでメットライフドームのマウンドを踏むのは、渡米前の2006年にプレーオフ第1戦でソフトバンク戦に登板して以来。このときは斉藤和巳さんとの投げ合いを制して西武が1-0で勝利した。
試合は新型コロナウイルスの影響により無観客で行われたが、西武はSNSで「#共熱」のハッシュタグが付けられた投稿を場内のビジョンに流した。松坂投手の登板にもファンは歓迎のコメントを多く寄せた。
≪関連記事≫
横浜スタジアムのペーパークラフトが無料公開 平良拳太郎は開幕へ向け「しっかり準備」