ワシントン・ウィザーズの八村塁選手を支えたのは、日本のリアリティ番組『テラスハウス』だった。ニューヨーク・タイムズが伝えた。
『テラスハウス』は、見ず知らずの男女が一緒に暮らす姿を追ったリアリティ番組で、その多くは出演者たちの日常が放送される。
八村選手が同番組と出会ったのは高校時代。当時はチームメイトのなかで八村選手だけが視聴に消極的だったが、見始めたらすぐにハマってしまった。
高校卒業後に渡米した八村選手は不慣れなアメリカ生活でホームシックに陥るが、そのとき支えてくれたのは『テラスハウス』だった。
当時の家庭教師は八村選手の勉強へのモチベーションを上げるために、勉強が終わったら『テラスハウス』を見てもいいというご褒美を用意した。
異国の地でもがく少年にとって番組は至福の一時になった。
「あの番組を見ていると、何もかも忘れられました」
新型コロナによる外出自粛も『テラスハウス』で乗り切る
現在NBAは新型コロナウイルスの感染拡大によりシーズンが中断している。選手たちもウイルスを避けて自宅で過ごす。
この期間に八村選手はテレビゲームをしたり、大好きな『テラスハウス』を見たりして過ごしているという。
「番組は僕のストレス解消を助けてくれます。『テラスハウス』は僕の人生ですよ」
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