【競馬】チャンピオンズC クリソベリルから“ヒモ荒れ”を狙うのが正解

前年の覇者クリソベリルが国内無敗のまま、今年もチャンピオンズCに駒を進めてきた。今年は2月のサウジCで7着と初の黒星を味わったが、帰国後の帝王賞、JBCクラシックでGI連勝。国内8戦8勝、GI/JpnI4勝とした。

正直、死角らしい死角は見当たらない。唯一の懸念点は、中京開催となった2014年以降、馬券圏内ゼロという8枠に入ったこと。2014年以降のチャンピオンズCの枠順成績を並べると、

1枠 0-1-2-7
2枠 2-2-1-7
3枠 1-0-1-10
4枠 1-0-0-11
5枠 2-0-1-9
6枠 0-1-1-10
7枠 0-2-0-10
8枠 0-0-0-11

2枠が2勝2着2回3着1回。勝ち馬が2~5枠に集中している点からも、中京ダ1800mがいかに内枠有利なのかが見て取れる。

■チャンピオンズCで8枠不利は本当か

では、8枠がクリソベリルにとっての不安材料となるか。そこで2014年以降の8枠に入った馬を並べ、データの裏側を覗いてみる。

2019年
ヴェンジェンス 7着(10人気)
ロンドンタウン 10着(14人気)

2018年
ヒラボクラターシュ 9着(11人気)
インカンテーション 13着(10人気)

2017年
ローズプリンスダム 12着(14人気)
アポロケンタッキー 取消(ー)

2016年
アポロケンタッキー 5着(7人気)
モーニン 7着(5人気)

2015年
ロワジャルダン 4着(8人気)
グランドシチー 10着(16人気)

2014年
インカンテーション 10着(4人気)
ダノンカモン 16着(16人気)

そもそも、8枠に有力馬が入っていないことに気付く。4番人気で10着に敗れた2014年のインカンテーション以外は、むしろ人気以上の着順に入っている。8枠に1番人気、しかもクリソベリルのように抜けた人気の馬が入るのは、中京ダ1800mで施行されるようになって以降、初めてで、これを不安とするのは早計だろう。

もちろん、角度のあるコーナーを4回通過するコースレイアウトだけに、そのロスがあるのは否めない。しかしながら、取り口のうまいクリソベリルにとって致命的な枠順になるとは思えず、ここはクリソベリルを軸とした“ヒモ荒れ”に期待するのが手だ。

■2番手以下の大混戦から盲点を突く

では、クリソベリルの相手にどの馬を指名するか。2番人気が予想されるカフェファラオは、3歳世代ではトップクラスの実力があるものの、そもそも現3歳世代のダート路線は層が薄く、カフェファラオと対戦してきた3歳勢は、古馬トップクラスに入って完敗している。GI連勝中のC.ルメール騎手が騎乗とあって、実力以上の人気を集めている印象があり、これが飛べば高配当にありつける。

一方の古馬勢も、クリソベリル以下は近走不振の馬や、いわゆる“善戦マン”が多く、まさに横一線。どの馬にもチャンスがある状況で、であればオッズと相談して盲点を突きたい。

狙いはサンライズノヴァ。善戦止まりのイメージは強いが、今年はプロキオンSと武蔵野Sで重賞2勝と勝ち切れている。1800mは決して適距離ではないが、目下の充実ぶりなら馬券圏内があってもよく、前日オッズで6番人気ならオイシイ。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
アスリートの素顔を伝えるメディア『SPREAD』の編集長。旅行・アウトドア雑誌のライターを経て、競馬月刊誌「UMAJIN」の編集長として競馬業界へ。その後、Neo Sports社にて、「B.LEAGUE」「PGA」「RIZIN」等のスポーツ×ゲーミフィケーション事業に携わり、現在に至る。競馬は、1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、盲点となる穴馬の発掘を追求し続けている。

twitterアカウントはこちら⇒『SPREAD』編集長・山田

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