【ユニコーンS/脚質傾向】スピードが乗りやすい東京ダ1600m、圧倒的有利は「3-5-3-3」の上がり3F最速馬

20日に東京競馬場で行われる第26回・ユニコーンS(GIII、ダ1600m)の過去10年データを紹介する。

2月に行われたサウジダービー(ダート1600m)を快勝したピンクカメハメハ(栗東・森秀行厩舎)が日本でも重賞制覇を狙う。父系は名牝シーザリオだが母系にダンシングブレーブがいることで海外のパワーを要する馬場に見事マッチした。これまで日本では芝の短中距離を使っていたが、初の日本のダートに適性があるか見極めたいところ。

青竜S2着、端午S2着と好走が続いているレディバグ(栗東・北出成人厩舎)は2歳時から兵庫ジュニアグランプリ2着と完成度が高く、ホッコータルマエ産駒初の重賞制覇の期待もかかる。前走・青竜Sで快勝し勢いに乗っているゲンパチフォルツァ(美浦・堀井雅広厩舎)、昇竜Sの勝ち馬カレンロマチェンコ(栗東・高柳大輔 厩舎)なども虎視眈々と狙っている。

ジャパンダートダービーに向けた3歳ダート戦線を占う一戦となる。

ここでは「脚質傾向」を分析していく。

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■人気通りの決着も、狙い目は人気薄の3着

過去10年、逃げ【1-1-0-8】、追込【1-4-4-40】に対し、先行【5-2-3-33】、差し【3-3-4-44】で、極端な競馬をする馬よりも正攻法な戦法を持っている馬が優勢の傾向にある。

芝スタートで3コーナーまでの距離が長く、前半からスピードに乗りやすいのが東京ダ1600mの特徴の為、逃げ馬が早めに脱落することが多く、上がり3F最速馬が【3-5-3-3】と好成績。

逃げ馬で残った馬は2014年2着コーリンベリーと2019年1着ワイドファラオしかおらず、前が早い展開となる為、先行馬は息が入りづらくなる。今年の逃げ馬はサウジダービーを逃げ馬と並走し、早めのラップを刻んでいたピンクカメハメハになりそうだ。

青竜Sで先行して勝利したゲンパチフォルツァにも注目。逃げ馬を見る形で2番手を追走し、直線で抜け出し後続に足を使わせなかったレース運びは正しく正攻法での勝利だった。

その青竜Sで2着だったレディバグは道中4番手あたりから上がり2位(3F36.0)の脚を繰り出しクビ差まで追い詰めた。一度ゲンパチフォルツァが刻むラップを経験しているため、2度目の対戦となる今回は逆転の可能性があるので、是非とも抑えておきたい1頭だ。

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文・SPREAD編集部


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