■チャレンジャー精神でスター軍団に一泡吹かせるか
いくらジャパンが力をつけたとはいえ、スター軍団には敵わないのか? 実は、チャンスがあるとみる。BIライオンズは強敵と言えど“寄せ集め”のチーム。チームとしての練習を開始したのは14日で、初日から参加したのは37人中26人だった。
チームとしての完成度はまだまだのはずだ。しかも、本番として見据えているのは、7月24日から8月7日にかけて行われるスプリングボックスとの3試合。つけ入る隙はあるはずだ。
とはいえ、体力勝負や1対1ではやはり分が悪い。バックラインのサインプレーや素早く展開するラグビーでディフェンスのギャップをつきたい。田村の裏へのキックも有効だろう。チャンスではPGを狙うチャレンジャーとしての試合運びをすれば、接戦に持ち込めるはずだ。
親善試合的な雰囲気も漂うが、ジャパンとの試合は現地でも大きな注目を集めている。なぜなら、遠征用のチームであるライオンズが地元で試合を行うことは、極めて稀だからだ。過去には、世界選抜戦、アルゼンチン戦の2試合があるのみ。ジャパンは3チーム目となる。ちなみに2005年にカーディフで行われたアルゼンチン戦は、終了間際のPGで25-25と追いつき、かろうじて面目を保っている。
地元ワールドカップでのベスト8入りを果たしたとはいえ、欧州の目の肥えたファンにとって日本はまだまだ格下の評価だろう。ドリームチームをマレーフィールドで撃破することで、ティア1の実力を印象づけたいところだ。
◆歴史的な「日本代表vs.ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」戦、26日当日の中継/放送/配信等の視聴方法
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著者プロフィール
牧野森太郎●フリーライター
ライフスタイル誌、アウトドア誌の編集長を経て、執筆活動を続ける。キャンピングカーでアメリカの国立公園を訪ねるのがライフワーク。著書に「アメリカ国立公園 絶景・大自然の旅」「森の聖人 ソローとミューアの言葉 自分自身を生きるには」(ともに産業編集センター)がある。デルタ航空機内誌「sky」に掲載された「カリフォルニア・ロングトレイル」が、2020年「カリフォルニア・メディア・アンバサダー大賞 スポーツ部門」の最優秀賞を受賞。









