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【ラジオNIKKEI賞/追い切りジャッジ】前走大敗馬に「A」評価、リフレッシュ効果で「走る雰囲気がある」

【ラジオNIKKEI賞/追い切りジャッジ】前走大敗馬に「A」評価、リフレッシュ効果で「走る雰囲気がある」

■アサマノイタズラ

【中間調整】前走の皐月賞ではスタートで出遅れ、接触。向こう正面過ぎでもダノンザキッドと接触する不利が祟り、結局最下位16着に終わってしまった。その後ダービーは目指さず、リフレッシュ放牧を挟んでラジオNIKKEI賞に進むことが早々に発表され、6月上旬の帰厩後は順調に来ている。6月10日のウッドコース追いではややモタついた姿を見せたものの、その後のコースと坂路を併用した調整で気配は着実に上昇。嶋田騎手が騎乗した1週前追いではウッド5F66秒4(強め)と、自己ベストを更新する時計を出し、先行させた馬としっかり併入に持ち込んでいる。

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【最終追い切り】1週前追いで速い時計を出しており、仕上げはほぼ完了。レース当週は翌週の七夕賞出走へ調整されているワーケアを外で先導する形で無理をさせず、終いだけ重点の内容消化となった。後方から相手が迫ってくるとやや気難しい面を見せるも、鞍上がしっかり制御。ギアが入った直線では上々の伸びを見せ、ワーケアに対し手応え優勢を保って併入に持ち込んでいる。

【見解】稽古ではそこまでよく見せない馬だし、依然気ムラな面はあるが、いざギアが入ってからの迫力ある動きには目を惹くものがある。ダービーを目指さず中10週と間隔を取ってのリフレッシュ効果は大きそうだし、いい走りができそうな雰囲気。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

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