【東京五輪/バスケ】八村塁、渡邊雄太、2人のNBAプレーヤー擁する「史上最強」男子代表の大躍進に期待

左から馬場、渡邊、八村の海外組(2019年8月24日)(C)Getty Images

まもなく開幕する東京五輪において、男子バスケットボールは、これまでになく注目を集めている。NBAプレイヤー2人を擁する日本代表は「史上最強」の呼び声も高く、その強さは世界を相手にどこまで通用するのか、果たしてメダル奪取となるのか、ここで紐解こう。

【ハイライト】格上相手の国際強化試合で勢いが止まらない八村塁の得点シーン

■東京五輪に挑戦する海外組

東京五輪に挑む12名の日本代表、中には3人の海外組が含まれている。NBAの舞台で活躍しているワシントン・ウィザーズ八村塁トロント・ラプターズ渡邊雄太、そしてオーストラリアNBLリーグを制したメルボルン・ユナイテッド馬場雄大だ。

2019年8月に行われたFIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2019)の際にも3名は代表として名を連ねていた。しかし、八村はNBAデビュー前、渡邊は当時まだメンフィス・グリズリーズとの2way契約であり、馬場はアルバルク東京に所属していた。しかしわずかこの2年の間に、八村はウィザーズの主力として活躍し今シーズンはチームをプレイオフに導いた。

渡邊もラプターズとの本契約を勝ち取り、そして馬場はオーストラリアという強豪国で優勝を果たすまでになった。この実績こそが日本代表を世界と戦えるレベルにまで仕上げて来た。

海外組だけではない。富樫勇樹(千葉ジェッツ)や比江島慎(宇都宮ブレックス)はNBAのサマーリーグに参加した経験を持つ。帰化枠のギャビン・エドワーズ(千葉ジェッツ)もアメリカ出身。シェーファーアヴィ幸樹(シーホース三河) や渡邉飛勇(琉球ゴールデンキングス)はアメリカの大学出身者と、海外組以外にも世界のバスケを知る、経験を持つ選手が豊富なのが現在の日本代表だ。

■格上相手の強化試合で見せた成長

五輪へ向けた国際強化試合の2戦、ベルギー戦(FIBAランキング37位)、フランス戦(同7位)と格上2チームに挑んだ日本代表(同42位)には、全選手が顔を揃えた。史上最強の日本代表は見事2連勝を飾り五輪に向けて最高の弾みをつけた。

2試合を通じ、日本が誇る2人のNBAプレーヤーは終始質の高いプレーを見せ、チームを牽引。格上の相手にも余裕を持ってプレーをし、確固たる自信や漲る闘志を感じさせた。

18日、対戦したフランスにはNBAでプレーする選手が5人、さらに元NBAプレー経験者も3人。身長216センチのルディ・ゴベア(ユタ・ジャズ)は今シーズンNBAで2度目の最優秀守備選手賞を受賞している。

しかしそんな日頃NBAの舞台で戦っている相手に対し、八村や渡邊はゴール下でも落ち着いたプレーを見せる。この2年間の成長を垣間見せたシーンだった。

そして八村と渡邊がコートにいる間、チームは落ち着き攻守に渡って安定感を発揮。さらに渡邊のリーダーシップも光り、国内組にも自信を与えている。田中大貴(アルバルク東京)や比江島慎などもチームを牽引、役者が多いということが日本の現在の強さの理由となっている。


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