【エルムS/追い切りジャッジ】アメリカンシードに高評価「A」 函館入り後も順調で「走る気にあふれている」

■アメリカンシード

【中間調整】ダート重賞挑戦2戦目だった前走・平安Sで、前半5F59秒1というハイラップの逃げ。さすがに最後はキツくなりオーヴェルニュに突き抜けられたが、アメリカンシード自身2着に踏ん張れたのは高い能力の証だ。その後、脚質的にベストと言える平坦小回りのこのレースを念頭に休養を挟み、7月中旬に栗東へ戻っている。帰厩後の初時計は18日に坂路単走。ここで4F55秒9-1F12秒5(馬なり)とさっそく軽快な動きを見せ、牧場の乗り込みが順調だったことをアピールした。21日の坂路では4F52秒6(馬なり)と、コースメインで攻められる馬なので“参考値”ではあるが自己ベストをマーク。28日に函館到着。8月1日に輸送後の初時計をウッドで出したが、軽快に好タイムを出し輸送の影響はほとんど感じさせなかった。

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【最終追い切り】1日のウッド追いでほぼ仕上がっており、今週は本番と同じダートコースで反応を確認する程度。そこまで強い負荷を掛けなかったが、ラストは馬自ら気持ちを乗せてスパッと伸びた。環境にすんなり慣れて、走る気にあふれているような雰囲気。

【見解】8月1日日曜日の函館初時計が速く、輸送は問題なくクリアできたのは好感。最終追いでは強い負荷を求めず、体をほぐす程度の内容だったが活気十分で体を柔軟に使えていたのは好感。頭が高くなる癖があるが、馬具の効果であるしっかり制御できているのもいい。持てる力をフルに出せそうな態勢。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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