【エルムS/追い切りジャッジ】上位人気想定のGI実績馬をバッサリ 追い切り気迫不足で低評価「B」

■ソリストサンダー

【中間調整】前走・かしわ記念が自身2度目のGI級挑戦。向こう正面で挟まれる不利があったが、直線でよく追い込み勝ったカジノフォンテンにハナ差の2着まで迫ってみせた。その後は放牧で休養。昨年夏2勝クラス、3勝クラスと勝利した北海道で初重賞Vを狙い、牧場から函館に直接入厩している。7月7日にウッドコースで初時計。以降、水曜、日曜とスケジュール通りに乗り込みが進んでいる。先週はダートコースで終い重点に負荷を掛け、ややズブさは感じさせたがギアが入ってからは力強く伸びた。

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【最終追い切り】小沢騎手を背にウッドコースで外先導の併せ馬。上村厩舎の有望株テーオーラフィット(3歳2勝クラス)を迎え入れたが、アオられてしまい遅れ入線に終わってしまった。ソリストサンダー自身はウッドで動かないタイプで、相手は逆に稽古駆けする馬。その点で情状酌量の余地はあるが、いささか気迫不足な感は否めない。

【見解】昨年の夏も追われて時計が出なかったように、函館ウッドは苦手としている。それでも2週前に3歳未勝利に遅れ、今週も動く相手だったとはいえ遅れてしまった。稽古量は順調にこなせているが、苦手なコースでの調整を強いられ気乗りしていない感は否めないところだ。恥ずかしくない競馬はできそうだが、ドンと来いという状態ではなさそう。

総合評価「B」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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