【エルムS&レパードS/騎手データ】南北の“買いの騎手”は大穴馬に騎乗 夏のダート重賞は大波乱か

 

【エルムS&レパードS/騎手データ】南北の“買いの騎手”は大穴馬に騎乗 夏のダート重賞は大波乱か

■レパードSは過去データから美浦の大ベテランが要注目

ここからは2009年以降のレパードSの成績データを基に、今年のレパードSに乗り鞍がある騎手の成績を表にまとめましたので見ていきましょう。

[2009年以降]レパードSの騎手別成績

今年で13回目を迎えるレパードSですが、過去3回以上の騎乗経験があり、今年もレースで騎乗するのは僅か5名の騎手のみ。その5名の中で唯一複数回の馬券絡みがあり、着順と人気のバランスにも優れているのが美浦の大ベテラン柴田善臣騎手です。

連対圏突入こそありませんが、2011年はタナトス(12番人気3着)、2014年はランウェイワルツ(9番人気3着)と人気薄の馬2頭を3着に好走させています。競走中止となった1回を除けば、全て人気以上の着順をマークしており、人気以上の好走が見込める騎手。

同騎手は前日17時時点で1番人気のメイショウムラクモ(牡3、美浦・和田勇)に騎乗予定。この騎手が跨る以上、3着以内は堅いかもしれませんね。

■新潟ダ1800m戦は松山弘平騎手、松若風馬騎手が好成績

続いて2009年以降の新潟ダ1800m戦の過去データを基に、今年のレパードSに乗り鞍がある騎手の成績も表にまとめましたので見ていきましょう。

[2009年以降]新潟ダ1800m戦の騎手別成績

先にあげた柴田善臣騎手も悪くはない成績ですが、この条件にまで広げると松山弘平騎手、松若風馬騎手が着順と人気のバランスに優れていることがわかりますね。とりわけ松若風馬騎手は背負う人気を思えば優秀な連対率を記録。この条件で人気になりやすい福永祐一騎手、浜中俊騎手、川田将雅騎手以上に頼れる騎手かもしれません。

なお、松若風馬騎手は前日17時時点で14番人気のタイセイアゲイン(牡3、栗東・松下)に騎乗予定。ここは人気急落の状況ですが、侮れない一頭でしょう。

一方、人気に比べて着順の落ち込みが目立つのが川田将雅騎手です。昨年のレパードSでは1番人気のデュードヴァンで4着に敗れていて、この条件では人気に応えられないケースが目立ちますね。

同騎手は前日17時時点で4番人気のオセアダイナスティ(牡3、美浦・加藤征)に騎乗予定ですが、データ上は過信禁物と言えます。

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著者プロフィール

伊藤大輔(いとうだいすけ)●「UMAJIN.net」編集部
秋田県生まれ。スポーツ関連書籍出版社、競馬専門紙の勤務を経て、現在はUMAJIN .netでライティング、競馬データ解析等を担当。『SPREAD』では主観的要素の強い「馬体解析」と客観的なデータの蓄積である「騎手データ」から、注目すべき馬と騎手を取り上げていく。

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