大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)と熾烈な本塁打王争いを繰り広げるカンザスシティ・ロイヤルズのサルバドール・ペレスは14日(日本時間15日)、本拠地カウフマン・スタジアムで行われたオークランド・アスレチックス戦に「3番・捕手」でスタメン出場。トップのゲレーロJr.から2本差、大谷に1本差に迫る43号弾を放つなど5打数2安打4打点の活躍でチームを勝利に導いた。
ロイヤルズは10ー7で2連勝。
◆【実際の映像】本塁打王争いがさらに熾烈に…… ペレスの完璧な一撃にファンも大歓声
■チームを救う逆転3ラン
ペレスは最近5試合で、19打数4安打1本塁打とやや調子を落としていたが、この試合では、2点ビハインドの6回にリリーフとして登板していたユスメイロ・ペティットのボールを捉え、豪快にレフトスタンドに運ぶ逆転3ランをもたらした。
この本塁打にMLB公式Twitterは「43号でロイヤルズがリード」と賛辞を送った。また、ロイヤルズの公式Twitterでは、「文句なしのホームラン!」と完璧なアーチを絶賛した。
これで本塁打王は、ゲレーロJr.が45本、2位の大谷が44本、そしてペレスが43本と、まったく予測がつかない争いとなっている。
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文・SPREAD編集部