【ピックアップ2歳馬】三浦皇成騎手の初GI制覇に期待がかかるダートの新星現る 砂のダービー候補が堂々ランクイン

夏競馬でソダシやヨカヨカ、レイハリアが活躍し、スプリント路線から中距離路線までの「勢力図」を塗り替えつつある現3歳世代。そんな「黄金世代」に負けず劣らずの将来性を秘めた2歳馬たちが続々とデビューし、早くも来春のクラシック候補と呼べる素質馬も勝ち上がってきた。2歳重賞も本格化してきた今、各馬の実力を分析することは馬券攻略のヒントにもなる。

今回は先週の2歳戦(芝、ダート)の結果を踏まえ、東西の注目すべき全6頭をピックアップして分析する。

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■2歳戦は芝だけではなくダート路線も”熱い”

コンバスチョン

★★★★★
牡 (美)伊藤圭三
父:ディスクリートキャット 母:スモーダリング
短評:9月20日ヤマボウシ賞(中京ダ1400m)に出走。そこまで良いスタートではなかったものの、二の足の速さで先頭に取り付き3番手あたりで競馬を進めた。直線で外から持ったままで先頭に並びかけ、残り200m過ぎで鞍上の鞭が入り、最後は根性で半馬身差の勝利となった。先行抜け出しのスタイルが鞍上の三浦皇成騎手とよほど手が合うのか、抜け出すアクションはいかにも「人馬一体」に感じる。馬名の由来が「燃焼」なだけに、一戦必勝で鞍上と共に初GIのタイトルを獲得したいところ。

アスクドゥラメンテ

★★★★☆
牡 (栗)藤原英昭
父:ドゥラメンテ 母:プラウドスペル
短評:9月18日メイクデビュー中京(ダ1800m)に出走。五分のスタートから枠なりに進んでいった。道中は掛かることなく進み、4コーナー付近で前が詰まり進路を探す場面もあったが、前が開くと一気に加速。他馬とは力が違ったような末脚で突き抜けた。母プラウドスペルの子供は左回りでの好走が目立っており、マジカルスペルやグレートウォリアー、プラウドルックなど新潟や府中のダートで活躍する血統なだけにオキザリス賞あたりで注目したい一頭だ。

ウェルカムニュース

★★★★☆
牡 (栗)池江泰寿
父:サトノアラジン 母:レジェンドトレイル
短評:9月20日中京2歳未勝利(ダ1800m)に出走。道中は3番手のインに控え、3コーナー付近で加速し先頭に立ち、上がり37秒3の末脚で2着馬に8馬身差をつける圧勝劇となった。1分53秒0の好タイムに加え、上がりの末脚は他馬よりも1秒近く速いタイムだっただけにここでは力が違った印象。初戦は芝を使い7着と惨敗してしまったが、近親にダート中長距離で活躍する馬が多いだけに今後の活躍に注目が必要だろう。

ブルーグロット

★★★☆☆
牡 (美)伊藤伸一
父:ゴスホークケン 母:マルターズクリス
短評:9月18日メイクデビュー中山(芝1800m)に出走。好スタートから先頭に立ち、マイペースで逃げの手を打った。3~4コーナーで後続を引き付けて直線に入ると再加速。追うと重心が低くなる走法からも、いかにも坂のあるタフな中山が合うといった印象。次走の距離が気になるところだが1600~2000mまでは対応できそうで今後の活躍に注目だ。

トゥデイイズザデイ

★★★☆☆
牡 (栗)池江泰寿
父:ディープインパクト 母:キトゥンズクイーン
短評:9月19日メイクデビュー中京(芝2000m)に出走。素質馬集まる少数頭の新馬戦となったが、五分のスタートから二の足の速さで先頭に立ちスローペースで逃げた。残り600mから加速ラップを踏み続け最後まで後続馬を寄せ付けない勝利となった。兄弟馬ヴィヴァンも新馬戦で2着の実績があるようにトゥデイイズザデイも早期での活躍に期待がかかる。

ロムネヤ

★★★☆☆
牝 (美)国枝栄
父:ディープインパクト 母:ヤンキーローズ
短評:9月20日メイクデビュー中山(芝1600m)に出走。好スタートから先頭に立ち、鞍上の指示にしっかり従いながらラップを刻んだ。3~4コーナーで並ばれる場面もあったが、力むこともなく最後の直線を迎え、1分36秒5のタイムで勝利した。418キロの小柄な牝馬だが持っているバネ、スピードの素質が高く、馬体の成長次第では世代の牝馬戦線を牽引するだけの力がありそうで期待の一頭だ。

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文・SPREAD編集部


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