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■エイシンスポッター
【中間調整】デビュー以来自己条件で着実に成績を積み重ね、昨年暮れのファイナルS勝ちで条件クラスに別れを告げている。3月のオーシャンSが昇級初戦かつ自身初の重賞挑戦。後方待機のいつものスタイルで追走し、重賞の速い流れに戸惑いつつも良く伸びて3着を確保した。その後、賞金不足で高松宮記念は見送り。仕切り直しの一戦だった前走・鞍馬Sでは道中16番手という位置取りから、直線では馬群を割る一気の末脚を炸裂させ、オープンでの初勝利を掴んでいる。
◆【CBC賞2023予想/追い切り診断】エイシンスポッターを上回る「S」の最高評価 「秋GIへ向け仕上げに余念なし」
その後はこのレースを目標に逆算して放牧、帰厩。6月11日から栗東で時計を出し始めている。23日の1週前追いは角田河騎手を背にCWで併せ馬を行い、古馬1勝クラスにややてこずったもののジワリと伸びて1馬身の先着を果たした。
【最終追い切り】レース当週は坂路で単走。序盤にやや行きたがる素振りを見せるも、しっかり脚は溜まった状態で直線へ。ラストは気持ちを乗せて重心を沈め、まずまずの加速を示した。ただ、あと少し鋭さは欲しかったところ。
【見解】前走時は坂路オンリーの仕上げだったが、今回は1週前にCW調整で負荷を掛けていた。「1週前:CW→当週:坂路」というパターンは2走前のオーシャンS時と同じだが、オーシャンS時は最終追いでも余念なく攻め込んでいたのに対し、今回の最終追いはどこか手緩く、全体時計、終いの伸びもともにややインパクト不足。このあと続けて使うことを意識し、ある程度余裕のある作りなのかもしれない。高い能力から格好はつけてくれそうだが、キンキンの仕上げでなさそうなのは頭に入れておきたいところ。
総合評価「B」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。














