【CBC賞/追い切り診断】マッドクールに迫る高評価は前走大敗馬 「若々しい脚力を大いにアピール」

 

【CBC賞/追い切り診断】マッドクールに迫る高評価は前走大敗馬 「若々しい脚力を大いにアピール」

■トゥラヴェスーラ

【中間調整】重賞勝ちこそないもののオープン特別2勝。重賞でも今年の高松宮記念で3着に入るなどの実績を誇るベテランだ。1400mでも走れる馬だが、前走の京王杯SCは直線で前が詰まる不利を被り、12着。そのレースで走り切っておらず、ダメージ僅少であることからGIでの好走歴がある中京芝1200m戦で巻き返すべく、5月下旬の段階でCBC賞を目標とすることが陣営から表明されている。

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6月頭に放牧先から栗東に戻り、当初は運動程度でじっくりとケア。6月11日に坂路14-14を初時計を出し、以降徐々に時計を詰めている。1週前は藤岡康騎手が騎乗し、坂路単走。渋った馬場を嫌ってか序盤の進みこそいまひとつながら、ラストの仕掛けにはしっかり応えて1F11秒7(一杯)と豪快に伸びてみせた。

【最終追い切り】1週前に強い負荷を掛けられ、ほぼ仕上げは完了。レース当週は馬なりで終いの反応を確認する程度だった。序盤は遊び遊びの走りで、坂の真ん中あたりからようやく本気を出すという、いかにもベテランらしい内容。ラストの伸びにはさすがの迫力があった。

【見解】1週前の序盤といい、最終追いの序盤といい生ズルさを見せているが、これがむしろベテランなりの貫禄。メリハリをつけ、終いだけちゃんと走ればいいんだろと馬が理解しているような雰囲気で、実際ラストの伸びは圧巻だった。単走とは思えない気迫も十二分で、衰えは一切感じさせない。年齢を重ねて蓄積した経験値といまだ若々しい脚力の両方を大いにアピールできており、本番での走りにも期待。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

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