第84回皐月賞は一時、出走賞金ボーダーが収得賞金1600万円と近年最高のハードルを記録。ハイレベルのメンバーにおいてクロワデュノールの1強ムードが漂うが、過去10年で1、2、3番人気の決着はゼロ。
過去10年、単勝オッズ10.0倍以上は3勝2着3回3着4回と、伏兵もしっかり馬券に絡んでくる。
本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「ヴィンセンシオ」を取り上げる。
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■ヴィンセンシオ
道中13秒台6本という超スローの新馬から一転、葉牡丹賞は前後半3F34秒3-35秒3とタフな競馬。馬も前半のペースに戸惑いつつも、直線は新馬と同じく叩き合いになると闘志に火がつき、ハナ+アタマ差の接戦をレコードV。
弥生賞は再びペースが緩み、前半1000m60秒9。発馬を決め自らペースを握っていたところ、ファウストラーゼンの大マクリでペースを乱されたが、自身は全く折り合いを欠くことなく2番手追走。直線は一旦先頭に立つ勝負根性が光った。最後は相手に差し替えされたが、見た目にも若干余裕のあるプラス10キロとトライアル仕様だったことを考えると、負けて強しの一戦と言える。
過去10年、前走・弥生賞組は【0.5.2.32】。2010年のヴィクトワールピサ以来、勝ち星から遠ざかるが、10年中7年で好走馬を輩出し2012年の8番人気タイトルホルダーから昨年の7番人気コスモキュランダまで4年連続で馬券内を確保している。前受けで弥生賞を好走した馬が皐月賞で連続好走するケースが多く、同馬もこの条件にマッチする。
前走・弥生賞組は、1着ファウストラーゼンはホープフルSでも3着の実績があり、1番人気4着のミュージアムマイルにJ.モレイラと、同馬が盲点になりやすい状況にある。クロワデュノールをはじめ重賞ウイナーに注目が集まるここは狙い目だ。
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