今週は東京競馬場でヴィクトリアマイル(芝1600m)が行われる。上半期のマイル女王を決める舞台に精鋭18頭が集結した。
ここでは、過去10年からカムニャックとエンブロイダリーにフォーカスしたデータを取り上げる。
◆【ヴィクトリアマイル2026予想/AI見解&展開予想】AI高評価の狙うべき「本命・妙味・穴馬」は? レース展開も予想…エンブロイダリー、カムニャック、ニシノティアモら注目馬まとめ
目次
■カムニャックに“10年中8年で馬券内”
昨年のオークスで桜花賞組を撃破。一躍世代の頂点に名乗りを上げたのがカムニャックだ。その後はローズSをレースレコードで勝利→秋華賞惨敗→阪神牝馬S2着とジェットコースターのような戦績を歩むなか、データはどのようなジャッジを下したのか?
・直近1年以内に左回りの重賞を勝利→10年中8年で馬券内
ストレイトガールやソングラインなど人気盲点の実績馬もこれに該当し好走。とりわけヴィクトリアマイルと同じ春の東京芝での勝利実績は評価を上げるべき項目となっている。
カムニャックについて補足すると、直線急坂コースは【4.1.0.1】と抜群の安定感。昨春のフローラS→オークスの東京芝連勝も当然含まれており、瞬発力と坂をグイグイ駆け上がるパワーを兼ね備えた馬だ。オークス馬が挑むマイルGI制覇。実現の時は近い。
■エンブロイダリーに“勝率ゼロ”の鬼門データ
同じ4歳GI馬でも、エンブロイダリーには不安あり。前哨戦の阪神牝馬Sはカムニャックの追撃を凌いで逃げ切り勝ち。当日も1番人気が予想されるが、今回は前走着順が思わぬ障壁となる。
・前走芝1600m勝ち馬【0.1.1.17】
阪神牝馬S勝ち馬10頭が含まれているにもかかわらず、該当馬は勝利なし。前走芝1600m勝ち馬×ヴィクトリアマイルには“勝率ゼロ”の厚い壁が立ちはだかっているのだ。
なお、2016年以降の芝GIで前走逃げ切り勝ちから臨んだ牝馬は【0.3.3.53】とこちらも勝率ゼロ。仮に逃げた場合はマークが厳しくなり、控えた場合は前走と異なるスタイルに馬が戸惑うのか、パフォーマンスを上げきれていない。牝馬二冠馬が超えるべき壁は高いとの判断だ。
ヴィクトリアマイル2026 最新予想コラム一覧
【馬柱】直近5走成績、展開予想、過去10年、大口投票も一目瞭然!
特集・有名人予想・大口投票まとめなど
◆【ヴィクトリアマイル2026予想】芸能人・予想家の本命・注目馬予想まとめ 前週6人気3着「伏兵」◎の的中者は?
◆【ヴィクトリアマイル2026予想】大口投票パトロール エンブロイダリーに単勝「200万円」 前日から2強に高額投下あり
◆【ヴィクトリアマイル2026予想/AI見解&展開予想】AI高評価の狙うべき「本命・妙味・穴馬」は? レース展開も予想…エンブロイダリー、カムニャック、ニシノティアモら注目馬まとめ
◆【新潟大賞典2026予想/AI見解&展開予想】AI高評価の狙うべき「本命・妙味・穴馬」は? レース展開も予想…アンゴラブラック、ドゥラドーレス、シュガークンら注目馬まとめ
◆【ヴィクトリアマイル2026予想】過去10年のレース結果・配当・血統まとめ 傾向分析に使えるお役立ちデータ
追い切り評価
◆【追い切り診断】“打倒エンブロイダリー”一角に最高評価「S」 型通り良化して本来の姿へ「戴冠まであっても驚けない」
◆【追い切り診断】“想定6人気”前後の伏兵に「A」の高評価 「丁寧で緻密」厩舎の調整力で充実ぶり顕著
データ分析・枠順傾向・穴馬など
◆【穴ライズ】前日“10人気”前後の爆穴を高配当の使者に指名 課題クリアなら現役トップクラスの末脚あり
◆【枠順】人気上位3頭で明暗 “馬券内率85.7%”該当の可能性ありの2騎は?
◆【前走ローテ】特注は“馬券内率30.8%”の距離短縮組 エンブロイダリーら阪神牝馬組は過信禁物か
◆【危険な人気馬】GIホース“9頭中8頭が敗戦“の歴史 最適解の臨戦から外れる「0.1.1.8」の不安材料も
【無料】全頭診断、外厩リスト…あわせて読みたいWinsightコラム
◆【ヴィクトリアマイル2026予想/全頭診断】カムニャックを後押しする“疑似マイル経験” 「1.2.1.1」伏兵は枠次第で妙味
◆【新潟大賞典2026予想/全頭診断】ドゥラドーレス×ルメールは“勝負の遠征”か ヤマニンブークリエには「0.0.0.18」の鬼門データ
◆【ヴィクトリアマイル2026/外厩】エンブロイダリーは“天栄仕上げ” 同チェルヴィニアも復活のステレンボッシュに続けるか
◆【ヴィクトリアマイル2026予想/DATAピックアップ】2強ムードに“待った” 勝ち馬のボリュームゾーン該当の東京巧者に穴妙味
◆【ヴィクトリアマイル2026/過去10年データ】ストレイトガールやノームコアに該当の“激走パターン”は 脚質で狙い目は差し追込馬
著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
馬柱の隅々まで徹底分析を行い、確かな精度で軸馬・妙味馬を抽出する「馬柱探偵」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在は競馬メディア『Winsight』で予想コラム執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。















